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軍手を着けていてもバーコードを読めるソフトウェアトリガーキー搭載

物流業向けのスマホ型ハンディーターミナルをデンソーが発売

2017年06月05日 16時35分更新

高耐久性と握りやすさを追求したプロテクタモデル

 デンソーウェーブは6月5日、スマホ型ハンディーターミナル「BHT-1600」を発表した。ベーシックモデルを6月9日に、プロテクタモデルを7月中旬に発売する。

 Android 6.0採用で、4G LTEの高速データ通信やGPS機能などが使えハンディーターミナル。Google Mobile Service(GMS)を非搭載とし、業務向けアプリに絞った運用が可能。 画面上の押しやすい位置にソフトウェアトリガーキーを配置可能で、手の小さなユーザーや軍手をしたままの状態でも簡単にバーコードなどを読み取れる。そのほかバッテリーが切れ時のデータ保持機能や、ICカード認証による利用者制限など、モバイル運用向けの機能を搭載している。

 プロテクタモデルは、国内外の物流業界ユーザーからの声をもとに、日本とヨーロッパで研究を重ね開発したプロテクターを装着。保護等級IP67の耐粉塵・防滴性能に加え、ベーシックモデルよりも強力な1.8m耐落下性能をそなえ、画面上での操作性や通話時の握りやすさを高い次元で融合したという。ディスプレーにはスクラッチに強い「Dragontrail」を採用している。

 ベーシックモデルのサイズは幅80×奥行き159×高さ24.5mm、重量は約260g。プロテクタモデルのサイズは幅88×奥行き165×高さ36mm、重量は約310g。

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