スマホとしては2年ぶりのフルモデルチェンジとなる、タフネス端末「TORQUE」シリーズの新モデル、「TORQUE G03」がau夏スマホとして発表された。その特別な外観を中心にチェックしていこう。
まず気になるのは当然ながらデザイン。原点回帰をテーマとし、これまで以上に頑丈さをアピールする見た目となっている。特に落下時にダメージを受けやすい筐体の四隅については、膨らみを持ったバンパーにより強固に保護されている。
またスマホで壊れやすい部分と言えば、ディスプレーのガラス。ガラス自体にも旭硝子の「Dragontrail X」を採用しているが、さらに耐擦傷性の高いコーティングがなされたアクリルスクリーンを組み合わせた「ハイブリッドシールド」によって、割れを防いでいる。このアクリルスクリーンについてはやや傷が付きやすいとのことで、保護シートとの組み合わせがオススメとのこと。
耐久試験については前モデルと同じく、米国防総省MIL規格準拠のテスト(防水、防塵、耐衝撃、耐氷結、耐振動、塩水耐久、低圧対応、耐日射、温度耐久、防湿)の19項目と、京セラ独自のテスト(耐海水、耐荷重)の2項目をクリア。耐衝撃については落下させる高さを従来の約1.5mから約1.8mに上げたうえでクリアしているという。
本体では前モデルにはあった前面下部のハード型ボタンはなくなった(メインキーはディスプレー表示型に変更)。一方で左側面にはアプリ起動などを割り当てられる「ダイレクトボタン」、右側面にはカメラ用のボタンなどがあり、電源ボタンと一体化された指紋認証センサーも今回搭載された。従来モデルからある手袋を付けた状態でも操作できる「グローブタッチモード」(スリープからの復帰時に手袋か素手かを自動的に感知してモードを切り替える)には改良が加えられ、さらに自然に操作ができるという。
機能面ではカメラが特徴的。メインの1300万画素センサーに加え、135度の広角レンズを持つ200万画素とのデュアルカメラになっており、カメラアプリから標準/広角の切替が可能。また、アクションカメラとしての利用も考えられており、動画撮影中に速度や端末にかかっている重力加速度をオーバーレイ表示するモードが用意されている。
スマホとしての基本スペックは、HD解像度の4.6型液晶、Snapdragon 625(2GHz、オクタコア)、3GBメモリー、32GBストレージ、2940mAhバッテリー、Android 7.1など。カラバリはグリーン、ブラック、ブルーの3色が用意されている。発売は6月下旬以降を予定している。
「TORQUE G03 KYV41」の主なスペック | |
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メーカー | 京セラ |
ディスプレー | 4.6型液晶 |
画面解像度 | 720×1280ドット |
サイズ | 約71×145×13.6mm(最厚部16.9mm) |
重量 | 約198g |
CPU | Snapdragon 625 2GHz (オクタコア) |
メモリー | 3GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大256GB) |
OS | Android 7.1 |
最大通信速度 | 下り最大225Mbps |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:約1300万画素+約200万画素 /イン:約500万画素 |
バッテリー容量 | 2940mAh |
FeliCa/NFC | ○/○ |
ワンセグ/フルセグ | ×/× |
防水/防塵 | IPX5,8/IP6X |
生体認証 | ○(指紋認証) |
USB端子 | Type-C |
連続待受時間(4G) | 約540時間 |
連続通話時間(LTE) | 約1420分 |
カラバリ | グリーン、ブラック、ブルー |
発売時期 | 6月下旬以降 |
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