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Cinema RAW LightやMP4の4K映像を使い分けて効率的な映像制作を可能に

Cinema RAW Lightに対応したデジタルシネマカメラ「EOS C200/EOS C200B」

2017年05月31日 17時00分更新

「EOS C200」(「EF24-105mm F4L IS II USM」装着)

 キヤノンは5月31日、映画やドラマ、ニュースなどの映像作成現場向けのデジタルカメラシリーズ「CINAMA EOS SYSTEM」のモデル「EOS C200/EOS C200B」を発表。7月下旬に発売する。

 新開発映像処理プラットフォーム「デュアル DIGIC DV6」を搭載し、映像の情報量を維持しつつデータを軽くした新ビデオフォーマット「Cinama RAW Light」の4K映像をCFastカードに記録、MP4フォーマットで4K映像をSDカードに記録することもでき、使い分けることで4K映像作成を効率化できる。

カメラ本体のみにあたる「EOS C200B」(「EF24-105mm F4L IS II USM」装着)

 タッチフォーカス対応のLCDモニター「LM-V1」が利用可能なほか、動画撮影時でも滑らかで高速なAFが可能な「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載。また、同社の業務用4Kディスプレーを用いることでHDR映像を撮影現場で確認することも可能。

 LCDモニターのLM-V1やLCDアタッチメントユニット、カメラグリップ、ハンドルユニットなどが同梱された「EOS C200」と、カメラ本体の「EOS C200B」の2モデルが販売される。約885万画素のスーパー35mmサイズCMOSセンサーを搭載し、EFレンズウントを搭載。サイズはおよそ幅144×高さ146×137mm、重量約1335g(いずれもEOS C200B)。価格はいずれもオープンプライス。

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