屋外でも動作する位置トラッキングシステムを開発するロシアのベンチャー企業Antilatencyは、ヨーロッパに拠点を置く投資ファンドから210万ドル(およそ2.3億円)の投資を受けた。
Antilatencyが開発している位置トラッキングシステムは、カメラを使い空間を検知、複数人を6平方メートルの範囲までトラッキングできる。太陽光に影響されないため、外でも動作するのが特徴だ。
Gear VRなどPCを必要とするハイエンドなVRヘッドセット以外にも対応しており、PCを必要としないVRデバイスでの位置トラッキングの実現が期待される。なお、この技術は100ドル(およそ1万1000円)での販売が予想されている。
同社は今後、カリフォルニアにオフィスを構え開発に力を入れていくとのこと。また、数ヵ月以内にクラウドファンディングサイトのKickstarterでの投資も募る予定だ。
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