『G-GEAR note N1564J-710/T』、価格は14万2344円
15万円アンダーで買えるGTX 1050Ti搭載ゲーミングノートPCの実力を探る
ノート向けGTX 1050Tiでもゲームはよく動く
今回のテスト機のスペックは以下の通りで、『G-GEAR note N1564J-710/T』の基本構成だ。N1564J-710/Tはカスタマイズに対応するが、メモリーとストレージを変更できるため、今回のベンチマークを基準に構成変更を考えるのもいいだろう。詳細は下記表の通りだが、基本的な部分を記載しておくと、CPU Core i7-7700HQ、GPU GeForce GTX1050Ti、DDR4-2400 4GB×2、SSD 240GBといったものだ。
『G-GEAR note N1564J-710/T』の主なスペック | |
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CPU | Core i7-7700HQ(4コア/8スレッド、2.4~3.8GHz) |
OS | Windows 10 Home |
メモリー | 8GB(DDR4、2400MHz) |
ディスプレー | 15.6インチ フルHD(1920×1080ドット、141.2dpi)、ノングレア、タッチ非対応 |
グラフィックス | GeForce GTX 1050Ti |
ストレージ | 240GB SSD |
光学ドライブ | なし |
インターフェース | USB 3.0(Type-C)、USB 3.0×2、USB2.0、Mini DisplayPort 1.2出力端子×2、HDMI出力端子、SDカードリーダー、ヘッドフォン出力端子、マイク入力端子、有線LAN端子 |
本体寸法 | およそ幅378×奥行き267×高さ25.9mm |
重量 | およそ2.3kg |
販売価格 | 14万2344円(税込) |
ベンチマークは、『ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク』『3DMark v2.3.3693』『CINEBENCH R15』『CrystalDiskMark 5.2.1』の計4ソフトで実施した。
それぞれの結果を総括すると、最高設定で遊べるゲームタイトルは制限されるが、大半は準最高設定で遊べそうな挙動である。たとえば、アンチエイリアスの設定だけを下げるだけで動くタイトルも多いため、クオリティーはともかく、プレイ前に動作の心配はあまりしなくていいハズだ。
余談だが、ゲーム配信がしたい場合、ソフトウェアエンコードではCPU性能が求められるため、ゲーム側でもCPU処理が重いようなタイトルの配信は不向きといえる。GeForce側の配信機能を使用するのがベターだろう。また、ストレージはシステムやゲームクライアントのインストール先として十分な性能を持つが、240GBと容量が少ないため、画像や動画などの置き場としてNASや外付けストレージを用意しておくと不安がない。
15万円アンダーでPCゲーム環境が揃う!
『G-GEAR note N1564J-710/T』は、15.6型のノートPCでありつつ、GeForce GTX1050Tiを搭載しており、ゲームプレイを安心して楽しめる性能を持っている。グラフィックスが重いタイトルを最高設定で遊ぶのはさすがに厳しいのだが、標準設定ならば遊べる可能性は高く、末永く使える1台だ。本体以外に必要になりそうなのは、ゲーミングマウスのみ。いまゲーミングPCを探している人も、ノートPCの更新を考える人も、ぜひチェックしてほしい。
提供:Project White
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