第4四半期の売上は96億USドル、年間売上は430億USドル/第4四半期の純利益は1億700万USドル、通期の純利益は5億3500万USドルとなり、5四半期ぶりに売上の回復となったという。
同社では、第1に規模/収益力/革新性の面からPCを引き続き主力事業に据え、第2にモバイルおよびデータセンター事業の成長を見込み、第3に「デバイス+クラウド」や「インフラ+クラウド」を推進することで新テクノロジーから生まれるビジネスチャンスをつかまえるという3つの戦略を踏まえたとしており、これが売り上げの回復に繋がったという。
第4四半期では、売り上げは前年同期比4.9%増で、PCやスマホなどデバイスが好調だったというが、粗利は前年同期比9.8%減となっており、きびしい市況が業績に反映していることが伺える。とはいえ、中国でのPC分野で業績は好調であり、中国地域におけるスーパーコンピューター分野では首位となっているなど、成長する中国市場を主軸にしつつ、世界戦略を展開するようだ。
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