凸版印刷は5月24日、ホログラムをスマホのカメラで撮影することで真贋判定する技術を開発したと発表した。
商品に貼り付ける偽造防止用ホログラムシールが普及しているが、近年では偽造ホログラムシールを作られて偽造商品に用いられる傾向にある。目視では真贋の判別が不可能なことから、新たに光学的に偽造の難しいホログラムが必要とされている。
同社が独自に設計開発した専用ホログラムと、独自の真贋アルゴリズムを用いることで、偽造防止用ホログラムを高精度で真贋判定する。凸版印刷で管理する特殊な機材と製造工程を必要とするためセキュリティ性が高いという。
同社では、この技術を用いた真贋判定サービスを2017年中にテストマーケティングを実施、2018年度秋頃にはサービス開始を行なうという。
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