写真でみる「NEXTGEAR-NOTE i5320SA1」
G-Tuneブランドノートのデザインは本機からデザインが一新された。ボディー前方を鋭くシェイプすることで、実際のスペック(重量2.2kg、厚さ約31mm)より引き締まった印象を受ける。RGB LEDを使ったド派手なイルミネーションは搭載しないため、ビジネスシーンにも溶け込めるデザインと言えるだろう。
設計的な特徴は特にないが、最大3台の外付け液晶を接続できる外部ディスプレー出力機能(HDMI、ミニDisplayPort×2)や、USB Type-Cポート(USB3.0なので5Gbps)など、ノートなのに拡張性も確保されている。
内部に目を向けてみると、メモリーは8GBモジュールが1枚に、2.5インチドライブベイに240GBのSSDが装着済み。搭載SSDはごく標準的なもの(検証機ではKingston製が使われていたが、実機では異なる可能性もある)、BTOでSSDを追加すればもっと高速なM.2 NVMeタイプのSSDを追加することもできる。Core i7-7700HQのパワーを活かした本格動画編集も考えているなら、レスポンスアップのためにもM.2 NVMe SSDの追加がオススメだ。
そして地味にうれしいのが、オンラインゲーム用に有線LANをキッチリと搭載した上で、無線LANが5GHz帯&802.11ac対応になっていること。数年前のコスパの良いゲーミングノートPCは、無線LANが2.4GHz帯のみ対応のモノが多かった。2.4GHz帯は障害物が多い場所でも電波をつかみやすいが、電子レンジやほかの無線デバイスと電波干渉しやすく速度が出にくい。だが本機では5GHz帯対応となったことで、電波干渉の少ない快適な通信環境が構築できる点は嬉しい(ただし障害物が多い環境だと5GHz帯のアクセスポイントは避けた方がいい場合もある)。
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