NTTドコモは、今年1月に総務省によって公開された新ガイドラインにともない、5月24日からSIMロック解除の受付について条件を一部変更する。
対象となるのは2015年5月1日以降に発売された端末。具体的には、従来は購入から6ヵ月経過後でしか手続きができなかったのに対し、一括払いで端末を購入した場合は、購入日からSIMロック解除の手続きが可能になる。分割払いで機種を購入した場合は、購入日から100日が経過した日から可能。
また、ドコモの「端末購入サポート」と呼ばれるサービスでは、1年間といった決められた期間、特定プランで契約を継続することを条件に、大幅に割り引いた価格で端末を販売しているが、このサービスの適用時は一括購入時も100日間は手続きができない(端末購入サポート解除料を支払った場合を除く)。
なお、すでに対応機種を購入しているユーザーについても、5月24日以降は同様の条件が適用される。
ちなみに総務省の新ガイドラインでは、一括購入時は2017年12月以降にすぐ、分割購入時は2017年8月以降に100日後のSIMロック解除を実質的に義務付けていたので、少し早めの条件緩和となった。他キャリアの動向も気になるところだ。
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