週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

カラフル・ボードと協和が事業提携

美容業界で人工知能「SENSY」活用、マーケティングサービスを展開

2017年05月16日 12時17分更新

 カラフル・ボードは5月16日、協和と事業提携し、人工知能「SENSY(センシー)」を美容業界においてサービス展開すると発表した。

 SENSYは自然言語処理、画像解析技術などを組み合せ、1人ひとりの感性を個別に解析するディープラーニング技術だ。これまでマーケティングや需要予測、レコメンドエンジン、チャットボットサービスなどを、ファッション業界や食品業界向けにサービス提供してきた。

 今回、SENSY技術を美容・健康食品業界へ応用。協和のサービス品質向上を目指したさまざまな取り組みがスタートする。第1弾として、マーケティング領域で「パーソナライズDM」「SENSY bot」の2つのサービスを提供する。

 パーソナライズDMは、協和が保有するデータをSENSYに学習させ、ユーザーに合った商品やキャッチコピー、口コミコンテンツを選択・提案するサービス。画一的で売り手主導のダイレクトメールから脱却し、ユーザー視点に立った販促が実現するとしている。5月下旬に開始予定。

 SENSY botは、カラフル・ボードのパーソナルチャットボット。協和が培ってきた業界の知識・ノウハウを活用し、美容・健康食品分野における対話エンジンを共同開発する。ユーザーの抱える悩みを聞き出し、最適な解決策を提案するチャットボットサービスを展開していくという。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります