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5月16日からau回線の通信速度が下り最大590Mbpsに向上

2017年05月15日 14時45分更新

 auは5月16日から、4G LTEの150MbpsとWiMAX 2+の440Mbpsを組み合わせる下り最大590Mbpsの高速データ通信サービスを東京都、愛知県、大阪府の一部エリアから順次提供を開始する。同日配信のソフトウェアアップデートで、Wi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT W04」で最大590Mbps通信が利用可能となる。

 これまではWiMAX 2+において、基地局側と受信側のそれぞれに4本のアンテナを搭載し、データを多重伝送する4×4 MIMOとキャリアアグリゲーションを組み合わせて下り最大440Mbpsを実現していたが、今後発売予定の一部のauスマホでは2つのネットワークから通信環境に応じて快適なネットワークに自動的に接続することで、下り最大590Mbpsの高速通信を利用できるようになる。

 ドコモは3月9日から「PREMIUM 4G」として国内一部エリアで下り最大682Mbpsの高速通信の提供を開始、ソフトバンクも同様に一部エリアで下り最大612Mbps通信を提供しており、今回の発表で両キャリアが底上げした最大通信速度に追いつく格好。対象エリアについては準備が整い次第auのホームページで案内される。


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