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果たして正義とはなんなのか

ストレス発散にもなる不審者捕獲VRゲーム「Giant Cop: Justice Above All」

2017年05月15日 15時10分更新

 今回紹介するのは巨大な警察官になって町の治安を守るVRゲーム「Giant Cop: Justice Above All」だ。

 ミニチュアのように見える街の中から市民にまぎれる不審者をつまみあげて警察署に連行していくのがゲームの目的。

 ゲームでは自分の手で人々を捕まえたり、町の中にある道具をつかめたりできる。実際のミニチュアをいじる感覚が体験できるゲームになっており、つかめるものが多すぎて迷ってしまうことがあるほど自由度は高い。

 ミッションは手帳からいつでも確認でき、達成しながらゲームを進めていく。ミッションの中には警察官とは思えないほどクレイジーな内容も含まれている。

 警察署はテレビのような形で黒い部分は穴になっており、捕まえた不審者たちはそこに投げ込むことで逮捕できる。かなり荒っぽいやり方だが、正義のためには仕方がないのだ。

 不審者を投げ込み損ねても、街にはたくさんの不審者がいるためゲームが進行不能にならないようになっている。

 ミッションが進むとほかの島にも移動できる。難易度は高くなるが、アクションが増えるため自由度は上がっていく。

 注意すべき点は、ミッションの内容がメモ書きなので、英語が読めない場合は目的地がわからずミッションを進められないこと。また、ミッションの内容も抽象的であるため理解も難しい。

 警察官とはなんなのかを考えさせられる作品だが、VR世界ではそんなことはお構いなしということが色濃く出ている本作。がっつりやり込みたい人や、ストレス発散をしたいユーザーなど幅広い層をカバーしているため非常におすすめできる作品である。

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