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エプソン、スキャン業務を管理し作業を短縮できるネットワーク内蔵スキャナー登場

2017年05月16日 11時00分更新

 エプソン販売は5月16日、ドキュメントスキャナー「DS-780N」を発表した。価格は8万6378円で、5月25日から発売する。

 有線LAN対応で、省スペースを実現したスキャナー。2.7インチのカラータッチパネルを搭載し、フリックで項目をスライドさせるなどスマホのような操作性を再現。ネットワーク設定やメンテナンスもパネル操作で確認できる。

 1分間で片面45枚をスキャンでき、100万スキャンの耐久性を備えている。伝票のような薄紙でも安定してスキャンできる大きな給紙ローラーと、重送を防ぐ分離ローラーを搭載。小型ながらも業務で安定して使える生産性をうたう。

 また、シワの入った原稿を慎重にスキャンできる「低速モード機能」、付箋紙やラベル付きの原稿を通紙可能にさせる「重送検知スキップ機能」、心電図など最大6mまでスキャンできる「長尺スキャン」も装備している。

 無償のユーティリティーソフト「Document Capture Pro Server AE」を利用すると、スキャナーを使う社員の情報やデータの保存先、解像度など個人ごとに一連のジョブを設定・管理できる。

 利用者側は設定されたジョブの中から選択するだけでスキャンフローを完了できるため、スキャン作業を短縮し、誤った操作を減らせるという。個人の認証方法は、ICカード、IDとパスワード、ID番号を選択できる。

 データの保存先はGoogleドライブやEvernoteなどのクラウドや、会社独自のサーバーにも設定可能。モジュールをインストールすればDropboxへの保存もできる。なお、Document Capture Pro Server AEの利用はWindowsのみ対応。

 スペックは以下のとおり。

DS-780N
読取速度(A4カラー)45枚/分
用紙厚(A4)最薄:27g/㎡、A8以下127g/㎡
最厚:413g/㎡
給紙容量普通紙(80g/㎡):100枚
Pカード:エンボスあり1枚、エンボスなし5枚
名刺:30枚
はがき:40枚
封筒:10枚
キャリアシート:10枚
インターフェースUSB 3.0
WI-Fi非対応
有線ネットワーク1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
本体サイズ幅296×奥行き212×高さ217mm
重量3.7kg
重送検知超音波センサー、長さ検知
PC接続USBまたはネットワーク経由で、スキャナードライバーを入れたPCとの接続が必須
本体機能ユーザー認証
パネルサイズ2.7インチ
認証スキャンパネルキーボード、AD連携(DCPS AE必須)
ICカード(DCPS AE、ICカードリーダー必須)

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