Bluetooth経由でスマホ接続、現在地の天気予報はウェザーニューズ提供
セイコー、行動軌跡を3Dで可視化するソーラーコネクテッドウォッチ「ランドトレーサー」
セイコーウオッチは5月10日、本格スポーツウォッチシリーズ「セイコー プロスペックス」から、Bluetoothでスマートフォンと連携し、アウトドアアクティビティの軌跡を3Dないし2Dで表示するソーラーウォッチ「ランドトレーサー」を発表した。
ラインアップは、数量限定モデル「SBEM005」が価格5万6160円、レギュラーモデルがレッド「SBEM001」、ブラック「SBEM003」と2色あり各価格5万4000円、いずれも6月9日発売予定だ。
アウトドアアクティビティの軌跡の「高低差」を3Dでチェックできる!
ランドトレーサーの最大の特徴ともいえるユニークな機能が、セイコー独自の「フィールドログ」機能だ。ランドトレーサー本体で計測した高度情報と、スマホで取得した位置情報の連携により、ユーザーの活動の軌跡を専用アプリに記録し、Googleマップ上に軌跡を3Dで重ねて表示するというもの。
他社製のスポーツタイプのスマートウォッチやランニングや登山系のスマホアプリでは、ユーザーの通ったルートを2D上のラインで確認することができたが、ランドトレーサーでは3Dで表示するため、利用したルートの高低差がわかり、より詳細な行動データが記録として残すことができる。
写真付きフィールドログで行動の振り返りがカンタン
アクティビティ時に、全景ポイントやルートの分岐点など、任意の場所でボタンを押すことでログポイントを簡単に記録ができる。その際、ログポイント間の距離や標高差、移動にかかった所要時間も表示が可能という。また「3Dトレースログ」は、SNSで共有も可能という。
現在地の天気予報をウェザーニューズと連携で表示
アウトドアアクティビティ時だけではなく、日常使いに便利なのが、スマホ側で取得した位置情報とウェザーニューズ提供の天気情報を活用し、現在地の天気予報を文字盤上に表示する機能。表示内容は、天気予報、降水量・降水確率、気温、風向・風速、温度、日の出入り、月の出入り時刻、月齢、潮回りだ。
そのほか、Bluetooth経由でスマホと連携することにより、アプリが起動もしくは待機している状態であれば、ユーザーが任意で設定した時刻に自動で時刻を同期することで、いつでも正確な時刻を表示することが可能だ。
また、ソーラー発電のため定期的な充電や電池交換は不要。発電レベル、充電量は確認可能なので電気切れの不安は解消できるとうたう。(主なスペックは下記の表を参照のこと)
製品名 | セイコー プロスペックス ランドトレーサー ダウンヒラー限定モデル | セイコー プロスペックス ランドトレーサー レギュラーモデル | |
---|---|---|---|
商品番号 | SBEM005(井本はじめ選手コラボカラー) | SBEM001(レッド) | SBEM003(ブラック) |
キャリバー | クオーツムーブメントS833 | ||
駆動形式 | ソーラー発電 | ||
ケース径/厚み | 49.5mm/12.4mm(ともに設計値) | ||
ケース素材/バンド素材 | プラスチック+一部アルミ/ブラックシリコン | ||
主な仕様 | Bluetooth通信機能、通信オフ機能(機内モード)、フィールドログ、天気予報表示、こよみ情報表示、高度計測機能(登高スピード、高度)、気圧計測機能(気圧傾向グラフィック、気圧)、温度計測機能、方位計測機能、発電レベル、電池残量表示、ストップウォッチ、アラーム、フルオートカレンダー、LEDライト | ||
防水性能 | 20気圧防水 | ||
発売 | 2017年6月9日予定 | ||
本数 | 限定1000本 | 数量制限なし | |
価格 | 5万6160円 | 5万4000円 |
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります