週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

Office文書のマクロによる攻撃などをブロック

macOSやAndroidに対応したエンドポイントセキュリティー「Traps」

2017年05月09日 15時10分更新

 パロアルトネットワークスは5月9日、企業向けエンドポイントセキュリティー「Traps」の新バージョン4.0を提供開始した。

 Trapsは業界基準のHIPAAやPCI DSSに準拠したエンドポイントセキュリティーシステム。最新版では新たにmacOSとAndroidに対応し、Android版はパロアルトネットワークスのコミュニティーからベータ版を提供する。

 新バージョンはMicrosoft Office文書のマクロを使った攻撃をブロック、ブラウザーやOfficeアプリケーションなどでPowerShellやスクリプトエンジンといったツールの起動防止、エンドポイントの脆弱性調査に対するブロック、OSを攻撃するためのカーネルの特権昇格防止といった機能を搭載する。また、セキュリティー集中管理システムPanoramaとの連携が強化され、自動相関分析エンジンが次世代ファイアウォールとTrapsのログをより詳細に分析できるようになった。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります