週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

チョモランマ級の肉山

レベルMAXは驚愕の800g!肉と脂を食らう「肉汁麺ススム」

2017年05月06日 11時00分更新

肉汁麺レベルMAX

 「アキバ飯」と聞いて、皆さんは何を連想しますか?私はやっぱり、山盛りのがっつり漢飯を、まず思い浮かべます。

ジャンク通りでも、かなり目立つ外観です

 秋葉原はジャンク通りにある「肉汁麺 ススム」は、まさにそんなアキバ飯を体現したお店。「ヘルシーは大手に任せて、うちでは肉と脂を食べてもらいたい」と話す店長にぐっと心を捕まれました。

これでもかというほど肉推しの店内

平日で50kg、休日で75kg程の豚肉を毎日仕込んでいるそう

肉汁麺 レベルMAX(1980円)

肉汁麺 レベルMAX(1980円)

 というわけでさっそく頼んだのは、ススム至高の一品「肉汁麺レベルMAX」です。店舗では、メニューは全て4段階のレベルに分かれ豚肉の量を選べる仕様です。レベル1は豚肉130g。レベル2は200g。レベル3は270g……と、ここまでは70g刻み。そのあとはかなり飛びます。レベルMAXでは800gの特大盛りに超進化。まさに、肉のチョモランマ。 大変恐縮ですが、私の顔と比べてもこのボリュームです。

だいたい顔と同サイズの飯を喰らうって凄くないですか

 肉の山が築かれ、麺がまったく見えません。お肉は甘く濃いめの味付けで、脂質多めの豚バラ肉。かなりジャンクな味ですが、提供直前にバーナーで炙られているため、ところどころスモーキーな味が面白くて箸が進みます。ちなみに800gもあると中々麺に到達できないので、すぐに掘削を諦めて小皿を借りることをオススメします。まずは潔く、肉を別皿に預けましょう。

炙ってできるスモーキーな味がたまらない

 これで心置きなく麺に突入できます。極太の麺は、もちもちしていながらもスパッと噛み切れる気持ちいい食感。オリジナリティーを感じる面白い麺です。醤油ベースのスープは、麺とも肉とも相性抜群。

茹でる前の麺をじっくり拝見

 大切な卵をどう食べるかが悩みどころ。

たまごの手引き

 卓上には、オススメの食べ方について案内が置かれています。卵については3とおりの提案があって、これは悩みどころ。どれを選ぶかで味わいは大きく変わります。私のオススメはすき焼き風。生卵直落としも、黄身だけ乗せるのもいいけれど、TKG好きとしては、やはりこれでしょう。さらにメニューそのものの食べ方の手引きもあります。

ススム君、おすすめの食べ方

 肉汁麺自体の食べ方の手引きを見ると、白飯追加からスープを入れておじや風まで、奥深い楽しみ方があるようです。これは限界までお腹を空かして挑みたいところ。

 お次は、手引きの下段にある肉汁丼です。

肉汁丼 レベルMAX(1780円)

肉汁丼 レベルMAX(1780円)

 簡単に言うと、ラーメンの麺がそのまま白米に代わったメニュー。器の具にキムチが追加され、背脂スープも別皿でついてきます。想像どおりの安定の旨さ。肉と卵とご飯ですから、間違いようがありません。ラーメンと比べて、お米の甘さから比較的優しい味に感じます。お肉と一緒に食べるペースをコントロールしやすいのも、好印象。

肉汁つけ麺 レベル1-肉量100g(780円)

肉汁つけ麺 レベル1-肉量100g(780円)

 ススムにはつけ麺メニューもあります。ラーメンの麺とは見かけからして異なります。食べ比べてみるとと、もちもち感がアップして歯応えがありました。お肉のジャンク感は変わりませんが、スープも魚出汁が強いので比較的あっさり食べられるのがうれしい。個人的には、これがいちばん好みでした。

辛肉汁麺 レベル2(980円)

辛肉汁麺 レベル2(980円)

 最後にご紹介するのは、ピリリと辛い肉汁麺。注目は、なんといってもブレンドしたオリジナルスパイスの旨さ。山椒の香り高さと、唐辛子の舌が痺れるような辛さが最高です。私はこのスパイスの販売を熱望します。

 しかし甘口好きの私にはやや辛いので、やはりここは卵の力に頼りたいところ。すき焼き風に浸して食べると箸が止まらない、甘辛スパイラルが完成します。

 最後に、卓上の味変セットをご紹介。

豪華な卓上味変セット。特にカレー粉は味変パワー絶大

漬け物と紅ショウガ

 ジャンクな肉の山が800gともなると、さすがに味変が欲しくなります。卓上には漬け物や紅ショウガ、カレー粉など心強い味方がずらり。残り物をパックにして持ち帰ることもできるので、臆せず果敢に大盛りに挑戦することをオススメします!

お持ち帰りできます

 店舗では、店ではレベル1~2を食べてMAXを持ち帰るという強者も多いそうです。きっと持ち帰って数人でシェアするんでしょうね。私も宅飲みの差し入れに喜ばれるかな、なんて考えたりして。

本日も、ごちそうさまでした

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります