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Windows 10 Creators Updateで「動的ロック」に対応

PCの前を離れたら自動的にPCをロックする方法

 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

「設定」の「アカウント」から「サインインオプション」から「動的ロック」を有効にする

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PCの前を離れたら自動的にPCをロックする方法

 Creators Updateでは「動的ロック」が利用できるようになった。この機能は、Windows 10 PCとペアリングしたスマートフォンを持ったまま離席すると、1分後に自動的にロックしてくれる機能だ。PCをロックせずに離席してしまったときに、安全策の一つとして利用できる。

スマホをBluetoothでペアリングする

 Bluetoothで通信しているスマホが圏外に出ると、離席したと判断してロックしてくれる。ただし、「第203回 Windows 10で、ロックされてから一定時間は「パスワード不要」で作業に戻る方法」で紹介した設定を行っていると、PCに触れるだけで操作できるようになってしまうので、毎回サインインを求めるようにしておこう。

Bluetoothで接続する

 「設定」の「アカウント」から「サインインオプション」→「動的ロック」の「その場にいないことをWindowsで検出してデバイスを自動的にロックすることを許可します」にチェックを入れればいい。これで、ペアリングしているスマホを接続した状態で、離席すると1分後に自動的にロックされるようになる。

スマホを持って離席する。ここでは、Bluetoothを設定からオフにしてみる

1分後、自動的にロック画面になった

 ただし、現時点で必須の機能かというとそうでもない。まず、何度かオンオフしているとそのうち動作しなくなることがある。そもそもBluetoothの圏外に出るまでは動作しないので、同じ室内で動いている場合などはペリングが切れないこともある。Windows 10のロックはWin+Lキーを押せば一瞬だし、スクリーンセーバーの起動時間を短めにしておけば確実に動作する。

 ロックのためだけに、ずっとBluetooth通信するのもバッテリーがもったいない。とは言え、この手の機能は化けることもあるので、どんどんブラッシュアップして欲しいところだ。


これでズバッと解決!

 Bluetoothでペアリングしたスマホを利用し、離席を検出する「動的ロック」機能が新搭載された。


 Windows 10探偵団は毎週、月・水・日に更新します。お楽しみに!


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