目覚まし時計の代わりに、スマホの目覚ましアプリを使ってるよ。という人は大勢いるだろう。一口に目覚ましアプリといっても、アラームの止め方に癖があるなどバリエーションは非常に豊富だ。そんな中で、ただアラームが鳴って起こすだけに留まらない、睡眠状態の解析もこなしてしまう「睡眠記録アプリ」というものがあるのをご存知だろうか。
睡眠記録アプリとは、スマホの加速度センサー利用や、活動量計と連動することで睡眠状態を記録できる優れものだ。レム睡眠/ノンレム睡眠のサイクル、および眠りの質を分析可能としている。また、睡眠導入を助けてくれるほか、起きるのにベストなタイミングでアラームを鳴らす機能を持っていたりする。
さまざまな種類の睡眠記録アプリが世の中に存在するわけだが、今回、端末のみで利用できる高性能サービスを5個紹介しようと思う。筆者が試してみて便利だと感じたものや、ユニークな機能を搭載したものを集めてみた。
翌朝の目覚めが悪く、睡眠の質を改善したい人や、睡眠の分析結果をただ興味本位で見たいという人もぜひ参考にしてほしい。
アイテム集められるぐっすり~ニャ/睡眠記録
エスエス製薬が開発した睡眠記録アプリ。端末を枕元に置くだけで、加速度センサーが就寝中の動きをキャッチ。睡眠の状態をグラフ化する。そのほかにも毎日の睡眠時間をカレンダーに記録できる機能や、自分の睡眠状態を確認し、改善のきっかけをつかんだりする機能を備えている。
また、睡眠記録の実施回数に応じてバーチャルな快眠アイテムをコレクションできるなど、睡眠を楽しめる仕様になっている。
対応OSはiOS 9.0以降、ファイル容量は32.9MB、価格は無料。
寝言やいびきもチェックできる快眠サイクル時計 [目覚ましアラーム]
加速度センサーが、睡眠中におけるレム睡眠/ノンレム睡眠を分析。眠りが浅いレム睡眠時を見計らって起こしてくれるアプリ。録音機能も搭載しており、自分の寝言やいびきをチェックできる。ちなみに、筆者が同機能を試してみたところ、ばっちり「歯ぎしり」が録音されていた。
アラームは、柔らかい音からハイテンションなものまでさまざまな音を取り揃えている。
対応OSはiOS 7.0以降、ファイル容量は28.7MB、価格は無料。
寝る前の行動で睡眠の質がわかるかもしれない
Sleep Meister - 睡眠サイクルアラーム Lite
人の体の動きを感知し、レム睡眠時にアラームを鳴らすほか、寝言の録音機能、睡眠中の自動ツイート機能などを搭載。また喫煙、飲酒など寝る前の行動を記録でき、グラフに反映させることで質の悪い眠りの原因がわかったりもする。取得できる睡眠データは全11項目あり、詳細な測定結果を確認可能だ。
さらに、iOSの「HealthKit」と連携もできる。
対応OSはiOS 9.3以降、ファイル容量は22.5MB、価格は無料。
有料版では心拍チェックも可能な
Sleep Cycle alarm clock - 睡眠アプリ
特許取得の音声分析技術によるマイクと加速度センサーが睡眠分析。詳細な睡眠統計、グラフを作成できる。またアラームサイクルをカスタマイズ可能で、アラームが鳴る時間を即時から設定時間の最大90分前に設定できる。
年額3000円のプレミアム版では、内蔵カメラで心拍数を記録できる機能や、眠りに入るタイミングを検出して睡眠導入音をフェードアウトする機能が用意されている。
対応OSはiOS 9.0以降、ファイル容量は79.1MB、価格は無料。
呼吸をレクチャーしてくれる睡眠を快適に Sleepdays App
睡眠時の質を分析・記録し、快適な朝の起床を補助する「スマートアラームめざまし機能」を実装。体質改善、体内時計のズレ調整、睡眠サイクルの可視化・調整などをサポートするほか、リラックスしたい時などに使える呼吸法を実行できる機能を兼ね備えている。
対応OSはiOS 8.2以降、ファイル容量は106MB、価格は無料。
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