フェンリルは4月27日、プッシュ通知エンジン「BoltzEngine(ボルツエンジン)」をアップデートし、ウェブプッシュ機能の提供を開始した。
端末利用者が特定のアプリを起動していなくても、端末に対してメッセージを送信できるプッシュ通知を、パソコン向けウェブブラウザーに直接飛ばせるようになった。
ウェブブラウザーからの使用を前提に構築された業務システムを使用している企業において、通知の大半をメールに頼っており、重要な情報に気づきにくいという問題があるとして開発にいたったという。
新バージョンには送信先が多い場合に送信速度を保つ分散構成や、一時的にエラーが発生した場合の再送制御などの処理があらかじめ組み込まれており、小規模から大規模まで安定した配信性能の実現をうたう。
また、サーバープログラムをユーザーのサーバーにインストールして運用する形態で提供しているため、オンプレミス環境とクラウド環境のどちらも選択でき、ユーザーの情報セキュリティーポリシーに適合しやすいプロダクトだという。
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