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「言葉の壁をなくす」ロゼッタストーン×ソースネクストの挑戦

先着30万本8割引、語学ソフト「ロゼッタストーン」24言語が対象

2017年04月26日 15時10分更新

ソースネクスト代表取締役社長、松田憲幸氏とロゼッタストーン CEOのジョン ハス氏

 ソースネクストは、語学ソフト「ロゼッタストーン」の24言語を4月26日から先着30万本を8割引で提供を開始する。通常の価格は各2万9800円(税別2万7593円/割引率81%)のところ、同社サイト上で6月30日までキャンペーン価格として5378円(税別4980円)で提供開始する。

 すでにソースネクストは3月13日付けで、ロゼッタストーン・ジャパンの親会社ロゼッタストーンとのあいだで「ロゼッタストーンブランド及び商標を使用した言語学習及び教育製品及びサービスの日本国内における無期限かつ独占的販売権及びデジタルダウンロード製品の一部改変権」を得ることに合意しており、4月26日にロゼッタストーン・ジャパンの全株式を取得し、完全子会社化した。

 ソースネクスト代表取締役社長、松田憲幸氏は記者会見場で、言語における2つの未来を示唆し「外国語習得者が増加する未来とAIが進化することで言語学習が不要になる未来」をあげ、「どちらの未来においても、ソースネクストのミッションである言葉の障壁をなくすことを実現できる」と話した。

 今後、訪日外国人旅行者数が増え、2020年には倍になると予想されており、また外国語を公用語にする企業も増え、TOEIC、TOEFLの取得を目指す学習者が増えると見込んでいる。

中・上級、キッズの新ラインアップを拡充

 従来日本では、「初級」を展開してきたが、今後はビジネス向けの中級、上級、TOEIC、TOEFLの各対策を拡充、また新学習要項に合わせた子ども向けを自社開発する。また、マイク付きパッケージの販売や店頭販売再開、剛力彩芽さんを起用しプロモーションを展開するという。

 さらに80ヵ国以上の言語に対応する「ロゼッタストーン翻訳」、AIを褐葉した自動翻訳小型デバイス「ロゼッタストーンポケット」を現在、開発中で2017年内に発売を予定している。


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