よい音を聴きたいとなれば、よい機器が必要になるはずです。ただ、それらは大抵、サイズが大きかったりする。家で聴く分には構いませんが、持ち歩くとなると……。スマホでもノートパソコンでも薄型が当たり前になった今の時代。よい音をコンパクトに持ち歩きたくて何が悪い。
そこで世界最小クラスの「ポータブルDACアンプ SPECTRA」(2万4192円)を紹介します。本体サイズは直径11.2×高さ89mm、重量はおよそ17g。エンピツのようです。
DACとヘッドフォンアンプ、オーディオスイッチが1つに統合されたESS Technologyの「SABRE9018Q2C」チップを採用。モニター的なトーンで、シャープな音像を再現してくれます。3.5mmのイヤフォンジャックとUSB端子というシンプルな構成で使いやすいのも魅力です。
同チップは、THD+N(全高調波歪率)-110dB、およびダイナミックレンジ+121dBを実現しています。再生可能なデータはPCMが32bit/384kHz、DSDが11.2MHz。外で聴くことを考えれば、これだけのハイレゾ音源を聴ける環境がこのサイズで手に入るなら十分である、と考える人が多いのではないでしょうか。
有名DACアンプにも使用されているチップにより、それぞれの楽器の存在感を際立たせることが可能に。楽曲をよりクリアーかつパワフルなサウンドで聴けます。
USBモデルと、microUSBモデル(Android用)の2種類を用意。USBモデルはLightning - USBカメラアダプターを使うことでiPhoneと接続できます。
外でもいい音質を楽しみたい。でも、スマホなどにデカいポータブルアンプをゴムバンドでくくりつけるのもどうなのかな……という人にオススメします。この機会にぜひ。
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