パナソニックは4月24日、非圧縮の4K/30pで出力できる360度ライブカメラを発表した。発売は2017年8月で、価格はオープン。
カメラヘッドとベースユニットが一対になったシステムで、4系統のカメラ映像を接合して2:1正距円筒図法形式の360度映像を生成する。操作用の外部PCは不要で、4系統のカメラ映像の露出・ホワイトバランスを撮影環境に合わせて自動制御する。
また、スティッチング時に接合部の被写体を自動で検出し、スティッチング位置を常時変更する「リアルタイム動的スティッチング機能」を搭載。4K/30pの高精細な360度映像は低遅延で接合・生成されるため、リアルタイムな映像配信が可能としている。
そのほか離れた場所のパソコンやiPadなどのタブレット端末からLAN経由によるモニタリング、カメラ制御が可能。カメラヘッドとベースユニットの出力は1対1だが、予備用や故障などに備えて各部の別売りにも対応する予定だという。
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