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2017年にはおよそ7300kgの廃プラスチックの海洋流入を阻止

デル、原料が海洋プラスチックのリサイクル可能な梱包材を出荷開始

2017年04月21日 15時38分更新

 デルは4月21日、海洋プラスチックを含んだ梱包材の出荷開始を発表した。

 海洋プラスチックは、海洋に漂流し続け環境汚染の原因となっているプラスチック。

 同社は環境維持供給プロセス戦略に基づいた商業レベルの実証プログラムとして、「New XPS 13 2-in-1」の梱包材を、原材料に25%の海洋プラスチックを含んだリサイクル梱包材へ移行するという。実施は4月30日から。

 移行により、2017年にはおよそ7300kgの廃プラスチックの海洋流入阻止を目指すという。

 また、デルにて社会貢献を提唱するエイドリアン・グレニアー(Adrian Grenier)とLonely Whale Foundationが共同で取り組む、海洋環境の保全に向けたエコシステムに対する認識と活動を啓蒙するための情報を梱包材に記載。さらに、海洋に再び戻ることがないよう、各梱包材にはリサイクル可能な素材であることを示すプラスチック材質表示識別マークを印字する。

 デルの梱包材部門は、製品パッケージの重量ベースで93%以上リサイクルできるようになり、循環型経済の一部として再利用できるようなデザインと部材調達が可能になるという。

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