週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

俺がJKだ セーラー服パジャマが売れている

2017年04月22日 18時00分更新

 10代に戻りたい、セーラー服を着たい、と思ったとします。現実的に考えて若返るのは不可能です。それに比べればセーラー服を買って着るのはまだ可能ですが、勇気がいる。さすがに家で着ればそれで十分だけど、コスプレ用の衣装は生地がペナペナで、本当にそれでいいのかと思ったりして。

 そんな悩めるあなたに起死回生のアイテム(パジャマ)があるということで、アスキーストアの担当に話を聞いてきました。

世代と好みから選べる3タイプ

―― こんにちは。青春の輝きを取り戻したくてやってきました。

担当 すごい理由でやってきましたね……。では、「BIBI LAB(ビビラボ)セラコレ合服(セーラー服パジャマ)」(9072円)などどうでしょうか。

BIBI LAB(ビビラボ)セラコレ合服(セーラー服パジャマ)

―― アスキーストアって、こういう路線になったんですか……?

担当 そういうわけではなくて……。高校時代の制服がセーラー服だった女性は10~20%程度しかいないそうです。どんなに憧れているとはいっても、高校を卒業したあとにセーラー服を着るのは勇気がいると思うんですよ。

―― うん、うん……?

担当 そこで提案したいのが、セーラー服パジャマ「セラコレ」です。人目を気にせず、お部屋の中でだけセーラー服を楽しめます。

―― 相当な提案ですね。そもそも、セーラー服でパジャマというのがおかしい。セーラー服の生地って、ごわごわして寝苦しいのでは。

担当 そういう意味では、コスプレ用のセーラー服とは違います。動きやすく、肌触りのやさしいスウェット生地を採用しています。ワンピースタイプでお腹まわりの締め付けもなく、見た目はセーラー服、着心地はパジャマなんです。

単なるコスプレ衣装ではなく、スウェット生地を採用

―― なるほどね。着心地に配慮しているということはわかりました。配慮するところがそこなのか、という気もしますが。

担当 もちろん、洗濯機での丸洗いも可能です。セーラー服が着たかったんだけどもう着る機会もないしなあ、まさか外にも着ていけないしなあ、という人に向けてのものなんです。アスキー的なポイントとしては、胸ポケットに5.5インチのスマホが入ります(JK型、コギャル型のみ)。

動きやすいプリーツスカート

―― そこはいうほどアスキー的なポイントですかね?

担当 モダンデザインの「JK」、90年代風の「コギャル」、少女漫画のような「お嬢様」の3デザインをラインアップしました。

―― デザイン名もなんだかすごいな。ソックスも付属するのね……。

担当 JK型は現役~25歳前後の方におなじみのセーラー服です。膝丈のスカートに紺のハイソックスを合わせてナチュラルに着こなせます。どれを選べばよいか迷ったらこのJK型がおすすめです。

―― どれを選ぼうか迷う人いるのかな。まあ、スタンダードだということはわかります。ナチュラルに着こなせるかどうかはともかく。

実にスタンダードなJK型

担当 コギャル型は、現在35歳前後の方がブームを経験しています。茶髪ガングロのコギャルのイメージが強いルーズソックスですが、「足の太さを隠す」アイテムとして一般の女子高生にも広く定着していました。

―― 懐かしいですね。自分も年食ったなと思いますよ、そんな説明されると。

ちょっと懐かしいコギャル型

担当 お嬢様型はミッション系や名門女子校のイメージが強いジャンパースカートを採用。漫画やアニメの世界でも、お嬢様学校の制服に描かれていることが多いタイプです。スカート丈は、ひざまずいたときに床すれすれ~床に5cm着く程度の長めの規定が定番です。

―― 定番ですって言われてもなあ。なんとなくイメージはわかりますけど。

品がよさそうに見えるお嬢様型

担当 身長165cm以下向け、Mサイズのみの取扱いとなっています。

―― 売れているのは確かだからなあ。まあ、セーラー服を着たいという人の夢をかなえる商品なのかもしれませんね……。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります