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救命活動の時間の目安「プラチナの10分」と「黄金の1時間」を計時

Sinn、航空救助向けに開発されたミッションタイマー「EZM12」

2017年04月18日 17時15分更新

「EZM12」

 Sinnは4月17日、ドクターヘリにおける航空救助活動のためミッションタイマーの新作「EZM12」を世界限定300本で5月上旬に発売する。

 パイロットや消防士などのクロノグラフ「ミッションタイマーEZMシリーズ」の誕生20周年を迎えた最新モデルで、ドクターヘリにおける救命活動に関する計時機能を搭載している。指定した時間に目を向けるためのカウントアップ式インナーベゼル、投与した医薬品の効果が出るまでの時間を計測するカウントダウン式回転ベゼルなどを持つほか、ヘリのローター状にデザインされた秒針は15秒ごとに心拍を計測できるパルスローターして利用できる。

特別ボックスには工具付きポケットナイフ、ベルト交換用ツールや予備のバネ棒が付属

 また、ベルトとベゼルが簡単に取り外しできるのも大きな特徴。シリコンバンドは工具なしで取り外し、ベゼルは付属のポケットナイフの工具を用いて取り外して洗浄することが可能なのも医療従事者的な作りとなっている。

救命活動の目安である「プラチナの10分」と「黄金の1時間」をインナーベゼル部で計時できるほか、秒針の羽部分は心拍数計測のパルスローターとなっている

 ケースはステンレススチールでおよそ直径44×厚さ14mm、重量は約122g。20気圧防水(負圧耐性機能を備える)。ムーブメントは自動巻き22石。価格は60万4800円。

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