週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

Mobile版は対応端末を13機種に制限

Windows 10 Insider Previewのアップデートはまだまだ続く

 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

4月14日に投稿されたビルド16176と15204に関する投稿

調査依頼
次の大型アップデートまでは一段落?

 Creators Updateが公開されてすぐに、4月7日にはWindows 10 Insider Previewビルド16170、4月14日にはビルド16176をFast Ringにリリースするなど、アップデートは順調に続行している。すでに、次の大型アップデートに向けて、新機能の追加や機能改善が行われているのだ。Creators Updateが出て少しは落ち着くかと思いきや、マイクロソフトはペースを落とさず、改良を続けるようで頼もしいところ。

WSLからシリアル接続にアクセスする概念図

 ビルド16176で追加されたのは、WSL(Windows Subsystem for Linux)上から、Windows COMポートを利用できる機能。古いシリアル接続の利用や開発が可能になる。

 同時に、Windows 10 MobileのInsider Previewもアップデートした。最新ビルドは15204とPC版とビルド番号が違っている。これはPCやタブレット、携帯電話、IoT、HoloLens、Xboxを含むOneCoreプラットフォームにコードを統合する作業の結果だと言う。

Windows 10 Mobile Creators Updateの対応デバイス

・HP Elite x3
・Microsoft Lumia 550
・Microsoft Lumia 640/640XL
・Microsoft Lumia 650
・Microsoft Lumia 950/950 XL
・Alcatel IDOL 4S
・Alcatel OneTouch Fierce XL
・SoftBank 503LV
・VAIO Phone Biz
・MouseComputer MADOSMA Q601
・Trinity NuAns NEO

 気になるのは、最新のWindows 10 Mobile Insider Previewから、対応端末が大きく制限されている点。「Trinity NuAns NEO」や「VAIO Phone Biz」をはじめ、13モデルのみ。オフィシャルには、対応端末以外のWindows 10 Mobile端末には新ビルドが配信されないとのこと。とても残念だが、マイクロソフトとしては、古いハードウェアをずっとサポートし続けていくリソースを他に使いたいということだろう。元よりそれほどユーザー数が多いわけでもないので、仕方がないところかもしれないが、さらにユーザー離れを起こしそうで心配だ。


これでズバッと解決!

 Creators Updateを配信後も、続々とアップデートをリリースしている。PC版は順調だが、Mobile版は対応端末を13機種に制限することになった。


 Windows 10探偵団は毎週、月・水・日に更新します。お楽しみに!


この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事