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お湯の温度や抽出速度でクリアな豆の薫りを追及

旨いコーヒーは淹れ方から、ハンドドリップの行程を実現したコーヒーメーカー

2017年04月17日 17時45分更新

 デバイスタイルマーケティングは4月17日、「PCA-10X」を発表した。発売日は5月8日、市場想定価格は2万円前後。

 「一般的なドリップ式コーヒーメーカーは底部のヒーターで“お湯を沸かしながら抽出する”ため、ハンドドリップのように“最適な温度にお湯を沸かし、適正なスピードで抽出する”事が困難でした。そのため、お湯が熱すぎたり、コーヒー粉がお湯に長い間浸りすぎたりして雑味が出るといった欠点がありました」と同社は説明。これに対して新製品はコーヒー抽出前にお湯の用意を始め、一般的に適正だと言われる速度である約6分強のスピードで抽出するという。このようなハンドドリップと同じ動作工程を経ることで、雑味を防ぎコーヒーの旨み成分を可能な限り抽出するとしている。

 抽出後は約80度で保温、煮詰まり防止のため保温時間は最大40分に設定されており、時間を過ぎると自動で電源が切れる。フィルターは繰り返し使えるメッシュ式で、1.3Lの水タンクにはアイスコーヒー用の目盛りも刻まれている。

 そのほか主な仕様として、サイズは幅195×奥行き240×高さ420mmで、重量は2.9kg。消費電力は1000W。

まずお湯を沸かし、適切な時間で抽出。淹れ方でコーヒーの味は大きく変わる

メッシュフィルターが付属しているが、一般的な紙フィルターも使える

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