13日に開催された記者説明会で、Tango&Daydream対応の「ZenFone AR」の今夏発売を発表したASUS JAPANだが、会場では国内未発表の「ZenFone 3 Zoom」の参考展示に加えて、発表されたばかりのZenFone 3 Maxの5.5型モデル、ZenFone 3の新色も用意されていた。
まずZenFone 3 Zoomは、ASUSの英語版サイトでチェックすると、iPhone 7 Plusと同じく、通常のカメラとズーム用カメラの組み合わせによるデュアルカメラが最大の特長(ともに12メガ)とのこと。メインのカメラはピクセルサイズが1.4μmのソニー製大型センサーを採用。6枚構造のレンズはF値1.7で暗所での強さをアピールする。光学式手ぶれ補正にも対応。ズーム時は光学2.3倍。
そのほかのスペックは、フルHD解像度の5.5型有機EL、Snapdragon 625、最大4GBメモリー、最大128GBストレージ、5000mAhバッテリーなど。説明員によると「日本での発売は未定」とのことだが、英語版サイトにも「JP version」の文字もあり、発売の可能性は相当に高い? 今後の発表に期待したい。
つづいて、5.5型の「ZenFone 3 Max」は、12日に発表されたばかりのモデル。税抜1万9800円とエントリークラスの価格/スペックだった5.2型モデルと比べると、ミドルクラスになっている(税抜2万7800円)。
具体的には、フルHD解像度の5.5型液晶、Snapdragon 430(1.4GHz、オクタコア)、3GBメモリー、32GBストレージ、16メガカメラ(イン8メガ)、Android 6.0など。背面にはタッチ式の指紋センサーも搭載されている。“Max”の製品名からもわかるように4000mAhの大容量バッテリーもアピールポイント。
デザイン的には2.5D加工の前面ガラスに、丸みを帯びたメタル筐体と最近のトレンドに沿ったもの。大容量バッテリーながら、約8.3mmとまずまず薄型である。
昨秋発売以来の人気モデル「ZenFone 3」(5.2型)には、新色クリスタルゴールドが追加されている。Zenシリーズの特徴である同心円状の模様はこのカラバリでも健在。キラキラ感がかなり強めという印象だ。
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