4月21日は何の日かご存知でしょうか? 1951年のこの日に日本で初めて民放16社に放送の予備免許が与えられたことにちなむ「民法の日」。社会学者マックス・ヴェーバーの誕生日。そして「水洗いクリーナーヘッド switle(スイトル)」(2万1384円)の発売日です。
キャニスター型掃除機に取りつける水洗いクリーナーヘッド。水を噴射しながら汚れを吸い取り、カーペットなどについたコーヒー、ソース、しょう油、ジャム、ペットのおしっこなどをきれいにするクリーナーです。
そう、掃除機をオンにするだけで、水洗いが可能になるという、画期的なアイテムなのですよ。ASCII.jpや週刊アスキーで紹介されたデジタルガジェットも扱う、気になるあの製品が買えるアスキーストアでも大プッシュ中です。
掃除機で、水洗いを可能にする
―― こんにちは。予約好調だそうですね、「水洗いクリーナーヘッド switle(スイトル)」(2万1384円)。
担当 おかげさまで人気です。掃除機のホースの先に取り付けて電源をオンにすることで、自動的に水洗い運転を開始するという、かなり驚きの商品なんですよ。
―― もともとクラウドファンディングで資金を募り、開始30時間弱で目標金額100万円を達成したプロダクトなんだとか。
担当 メーカーのシリウスは、三洋電機のOB・OGが2008年に設立したベンチャー企業。三洋時代の経験やネットワークを活かし、弱酸性次亜塩素酸水を除菌に使う空間清浄システム「J-BOY」を開発、医療機関や介護施設向けに販売するなどしてきた実績のある企業です。
―― スイトルも、開発から製造まで完全な日本製だそうですね。
担当 使用方法はスイトルの清水タンクに水を入れて、掃除機のホースの先に取り付けるだけです。本体に動力はなく、掃除機の吸引力を使ってファンを回転させ、汚水と空気を分離、汚れを吸い取ります。カーペットや畳、マットレスや洗濯ができない大物ファブリック製品のよごれや、シミを部分洗いできます。
―― 水洗いでは落ちない、ソースやジャムなどの汚れは、まず中性洗剤を垂らして、歯ブラシなどで軽くたたき洗いをしてから吸い取ればOKと……。掃除機を使って洗濯できる、みたいな感覚だなあ。
担当 スイトルのヒミツは独自開発の「逆噴射ターボファンユニット」です。掃除機本体の吸引力を利用して「噴射」と「吸引」を同時に開始するというもの。ノズルの2つの穴から水を噴出しながら、1つの穴から水を吸い取るのです。
―― 一応聞きますけど、水が逆流して掃除機に流れ込んだりしませんよね?
担当 もちろん、水の逆流を防ぐため、ホース部分にも安全装置が施されています。
―― 掃除機のスイッチをオフにしたら、ふたを開けて、タンクから汚水と使わなかった水を捨てればお掃除完了。掃除機で吸ったゴミを捨てるのと同じ理屈だな。
担当 1回あたり500mlの水を使い、最長3分間の水洗いが可能です。本体は使い終えたあと丸洗いして乾かせます。
―― 小さなお子さんがいるとか、ペットを飼っているという人なら、本当に助かるアイテムですね。
担当 サイズはおよそ幅148×奥行き506×高さ283mm、重量は1.6kg(ホース含む)。タンク容量は清水タンクが500ml、汚水タンクがFULLラインで600ml。適用掃除機は吸引仕事率170W以上の床移動型キャニスター掃除機で、27mm〜42mmの丸型菅に接続可能(スティック掃除機やハンディ掃除機などは使えません)。
―― 酔っぱらいの家族がいるなら、泥酔して帰ってきても、汚れをすぐ吸えるから一家に一台モノですよ。
担当 何がどう汚れるかは深く聞かないようにします……。なお、発売は4月21日発売(商品の発送は4月21日以降になります)。気になった人はぜひ予約してくださいね!
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