週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

日本マイクロソフトが概要を解説

すぐわかる、Windows 10 Creators Updateの新機能はこれだ!!

2017年04月11日 21時00分更新

ペンを使ったお絵かきはもちろん便利に

 タッチやペン操作時に便利な機能としては「Windows Ink ワークスペース」の定規を使った際に、中央に角度が数字で示されるようになった。分度器も用意されている。

定規に角度が入るようになった

分度器も用意されている

 ペンは今後も力を入れていくとのことで、協業を進めているピクシブのWindowsユニバーサルアプリ「pixiv Sketch」が紹介された。本日から無償提供されており、筆圧感知に対応した「ドロー機能」と、ほかのユーザーが投稿したイラストやコメントが観られる「タイムライン機能」を1枚のウィンドウに統合している。

pixiv Sketch、筆圧感知に対応、タイムライン表示も統合している

 「孤独な作業の際に、仲間の顔が見える。リアクションをみて、笑えるといった点が、一般的なペイントソフトにない特徴だ」とピクシブ代表取締役社長の伊藤浩樹氏は話す。「コミュニティとしての進化も続けたいという願い」から付けた機能であると説明した。ユーザーの8割がウィンドウズユーザーであることから、アプリの開発に踏み切ったという。

書いたイラストをすぐ投稿できる

 Creators Updateの新機能として注目度が高い「ペイント 3D」は従来の「ペイント」とは別アプリとして提供されている。Remix 3Dというユーザーが作った3Dデータを公開し、それを別のユーザーがペイントして遊べるコミュニティサービスも提供していく。

魚のオブジェクトの表面に、ペイントでお絵かきができる

スタンプという機能を利用して目や口を追加(左)、背景の角度を変えて表示することも可能だ(右)

人物の顔を簡単に切り抜いて(左)、魚に貼り付けることも可能(右)

できたオブジェクトは簡単にSNSに投稿できる

 このペイント 3Dで作成したオブジェクトのデータ(3mf形式)を3Dプリンターで出力するサービスも提供される。現状それができるのが、DMM.makeだ。オブジェクトデータは、100MBまでのデータであれば、無料でDMMのクラウドに置ける。3Dプリンターへの出力は有料となるが、手のひらにのる程度の小さなサイズで、料金は2000円ぐらいだという。DMMホールディングスの代表取締役、松栄立也氏は「DMM.makeには小中学生もよく見学に訪れる、本格的な3Dソフトは高価で使い方も難しいため、彼らでも簡単に、利用できるようにしたい」と話した。

3Dプリンターで出力したオブジェクト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります