ペンを使ったお絵かきはもちろん便利に
タッチやペン操作時に便利な機能としては「Windows Ink ワークスペース」の定規を使った際に、中央に角度が数字で示されるようになった。分度器も用意されている。
ペンは今後も力を入れていくとのことで、協業を進めているピクシブのWindowsユニバーサルアプリ「pixiv Sketch」が紹介された。本日から無償提供されており、筆圧感知に対応した「ドロー機能」と、ほかのユーザーが投稿したイラストやコメントが観られる「タイムライン機能」を1枚のウィンドウに統合している。
「孤独な作業の際に、仲間の顔が見える。リアクションをみて、笑えるといった点が、一般的なペイントソフトにない特徴だ」とピクシブ代表取締役社長の伊藤浩樹氏は話す。「コミュニティとしての進化も続けたいという願い」から付けた機能であると説明した。ユーザーの8割がウィンドウズユーザーであることから、アプリの開発に踏み切ったという。
Creators Updateの新機能として注目度が高い「ペイント 3D」は従来の「ペイント」とは別アプリとして提供されている。Remix 3Dというユーザーが作った3Dデータを公開し、それを別のユーザーがペイントして遊べるコミュニティサービスも提供していく。
このペイント 3Dで作成したオブジェクトのデータ(3mf形式)を3Dプリンターで出力するサービスも提供される。現状それができるのが、DMM.makeだ。オブジェクトデータは、100MBまでのデータであれば、無料でDMMのクラウドに置ける。3Dプリンターへの出力は有料となるが、手のひらにのる程度の小さなサイズで、料金は2000円ぐらいだという。DMMホールディングスの代表取締役、松栄立也氏は「DMM.makeには小中学生もよく見学に訪れる、本格的な3Dソフトは高価で使い方も難しいため、彼らでも簡単に、利用できるようにしたい」と話した。
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