Squareは4月7日、パソコンでクレジットカード決済を受け付ける「ブラウザ決済」を提供開始すると発表した。
ブラウザ決済は、パソコンのウェブブラウザー上で上でSquareの管理画面にクレジットカード情報などを入力して決済するサービス。
同社が従来提供していたサービスはスマートフォンやタブレット端末を使ったものだったが、内閣府の調査によるといわゆるガラケーも依然として根強い利用者がおり、同社には事業者ユーザーから「パソコンでクレジットカード決済を受け付けられないのか」という要望が寄せられていたという。
新たにサービスを開始するブラウザ決済は初期費用不要、パソコンなどのインターネットに繋がる端末さえあれば登録後最短当日から利用可能。三井住友銀行とみずほ銀行であれば売上は最短翌日に入金、そのほかの金融機関でも週に一度入金され、振込手数料はかからない。
Visa、MasterCard、American Expressの国際ブランドに対応し、レシートはメール/SMSで送られるほか、パソコンにプリンターを接続して印刷することもできる。ブラウザ決済の手数料は一律3.75%。
同社では決済機能を持たないオンラインストアを運営する事業者や、税理士などの士業、フリーランスのデザイナーなど、業務でパソコンを頻繁に使う事業者といったユーザーを想定している。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります