ソニーネットワークコミュニケーションズは、同社が展開するMVNO「nuro モバイル」において、SIMフリースマホ「VAIO Phone A」の取り扱いと、パケットのチャージ料、MNP転出手数料の値下げを発表しました。
VAIO Phone Aを実質2万4000円で提供
VAIO Phone AはVAIO株式会社製のSIMフリースマートフォン。5.5型液晶を搭載し、CPUはSnapdragon 617(1.5+1.2GHz、クアッドコア)、メモリー3GB、ストレージ16GB。micro SDカードとの排他仕様にはなるものの、日本で2枚のSIMを使って同時待ち受けができる3G・4GのDSDS(Dual SIM Dual Standby)に対応。そのほか、ドコモ網では高音質通話「VoLTE」や下り最大225Mbpsの2波でのキャリアアグリゲーションも利用できます。
直販サイト「VAIOストア」での価格は、2万4800円(税抜)。nuro モバイルでは、直販よりやや安い価格となる、月1000円(税抜)の分割払い(24回)に対応しています。
パケットのチャージ料と0 SIMのMNP転出手数料は値下げ
パケットのチャージ料はいままでは、追加100MBは500円(税抜)、500MBは2100円(税抜)、1GBは3800円(税抜)と他社と比べても割高な設定になっていました。しかし、本日の発表により、100MBは400円(税抜)、500MBは600円(税抜)、1GBは1000円(税抜)と、500MB以上は大幅値下げとなっています。
また、月間500MBまでなら最低0円で利用できる「0 SIM」のMNP転出手数料も改定。以前は7000円(税抜)でしたが、2000円(税抜)になりました。また、1年以内に解約した際に発生する解約違約金も5200円(税抜)から5000円に値下げとなりました。
取り扱い端末の増加と、各種料金の値下げは、ユーザーやこれから利用する人にとっては素直にうれしいものです。これからSIMフリースマホ・格安SIMに乗り換えようとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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