セーフィーは3月31日、防犯カメラクラウド録画サービスの業務用プラン「Safie PRO(セーフィー プロ)」において、価格改定と録画日数180/360日の新プランを発表した。価格改定は4月1日からで、改定後の90日プランは月額3000円となり、改定前の月額9000円と比較して66%以上の値下げとなる。
セーフィーはHD画質で監視カメラ映像をクラウドに保管できるサービス。ライブ/録画を問わず、スマートフォンのアプリでカメラ管理や映像視聴ができる。動画の保存日数によってプラン分けされており、最短で7日間からのものが用意されている。また、同社は個人向けサービスも取り扱っており、業務用と異なって個人向けの7日間プランは月額0円で始められる。
これまで同社が導入を支援してきた小売業やサービス業では、1店舗につき3台のカメラ導入が多かった。同社ではさらに多くのニーズに応えるため、3台で月額1万円を下回るプランを追加したとしている。「2020年のオリンピックに向けたセキュリティー向上などでIoTを活用した防犯カメラの需要は高まっているが、実際にカメラ設置となると費用面の問題から導入を諦めるケースがあった」と同社は指摘する。今回の価格改定によりランニングコストの低下を図り、今まで導入を躊躇していた、または既存のカメラからの変更を検討しているユーザーにも、IoTカメラの導入を促す。
また2017年3月より、セーフィーを利用できるカメラの機種が2種から約200種に増加。同社は防犯や監視目的で導入したカメラに対して、アドオン機能として人数カウントやPOSレジといったデータの連携サービス開発を進める、将来的にはAI技術との融合も図る予定としている。
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