週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

「HUAWEI P10」も販売中、ドイツで見つけた最新スマホ

2017年03月30日 10時00分更新

 3月20日からドイツ・ハノーバーで開催された「CeBIT 2017」取材のため、筆者はドイツ各地を訪れていました。現地の家電量販店で、日本では売っていない最新アイテムを発見したので、さっそくレポートします。

フランクフルトよりも南に位置する地方都市、カールスルーエ。トラムで有名。

「HUAWEI P10」が発売、カラーは4色

 ドイツでは、MWC 2017で登場した最新モデル「HUAWEI P10」がすでに売られています。価格は599ユーロで、メモリーは4GB、ストレージが64GBのモデル。19%の税金を考慮すると、日本円で約6万円(税別)といった価格帯です。

HUAWEI P10が早くも店頭に登場。

 その隣では「HUAWEI Mate 9」が649ユーロで売られており、P10のほうが50ユーロ安いという位置付け。本体カラーは「Dazzling Blue」を含む4色でした。いま、日本でもっとも発表が待ち遠しい端末のひとつではないでしょうか。

ファーウェイコーナーが日に日に充実

 2016年12月から毎月ドイツを訪れている筆者ですが、そのたびにファーウェイ売り場に新製品が並んでいるのが印象的です。

最近増えているファーウェイコーナー。新製品の登場ペースが早い。

 日本で「HUAWEI nova lite」として売られているモデルは、ドイツでは「HUAWEI P8 lite (2017)」です。日本では売られていない「HUAWEI nova plus」もありました。

「HUAWEI P8 lite (2017)」。日本のnova liteはLINEモバイルなどでよく売れているとか。

「HUAWEI nova plus」は、小型ボディが日本でも人気の「HUAWEI nova」の大型モデル。

 P9シリーズを見ても、ドイツでは「P9」「P9 Plus」「P9 lite」の3機種が売り場に並んでいます。発売するモデルを絞り込む傾向にある日本とは対照的といえます。

サムスン「Aシリーズ」の2017年版が登場

 海外ではミドルレンジの端末として売られている「Galaxy A」シリーズ。日本ではKDDIからGalaxy A8が出たものの、あまり知られていないモデルです。

ミドルレンジ機の中でもかなり質感が高い「Galaxy A5 (2017)」。

 毎年順調にアップデートしており、ドイツでは「Galaxy A5 (2017)」や「Galaxy A3 (2017)」が売られていました。

 2017年モデルは滑らかな曲線を描くボディが特徴で、IP68の防水防塵にも対応するなど、ハイエンドのGalaxy Sシリーズの機能をその下の価格帯にも落とし込んでいることが分かります。

 さらにその下には100〜200ユーロの価格帯を狙う「Jシリーズ」があるなど、サムスン端末は充実しています。アクセサリー売り場でもサムスンは棚を丸ごと占有しているのに対し、他のメーカーは分け合っている状態です。

このアクセサリー棚はサムスン専用

 たしかにファーウェイの勢いは強くなっているものの、実際に欧州でスマホを買うとしたら、サムスンかアップルを選んでしまう人はまだまだ多そうです。

思わず欲しくなる「eneloop」ロゴの充電池

 スマホ以外にも目についたのが、「eneloop」ロゴの充電池です。2016年には、グッドデザイン賞の中で10年以上継続して販売されたことが条件の「ロングライフデザイン賞」を受賞しました。

 ただし、日本版はロゴが「Panasonic」に変わったため賞の対象外。海外モデルだけが受賞したことで話題になりました。

ドイツなど海外では「eneloop」ロゴのまま販売されている。

限定色の「オーシャンカラーズ」も。電池売り場で存在感を築いていた。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事