第7世代Core i3プロセッサー搭載の15.6インチノート
7万円以下でSSD搭載・ドライブ内蔵のノートPC『N1502K-310/T』は新生活にオススメ !
各種ベンチマークで性能をチェック
ベンチマークに入る前に、製品スペックをおさらいしておこう。注目ポイントはやはり7万円以下でSSDの採用している点で、これがベンチマーク結果にどういう影響を及ぼすかは気になるところだ。
『N1502K-310/T』の主なスペック | |
---|---|
CPU | Core i3-7100U(2コア/4スレッド、2.4GHz) |
OS | Windows 10 Home |
メモリー | 4GB(DDR3L、1600MHz) |
ディスプレイ | 15.6インチ フルHD(1920×1080ドット、141.2dpi)、タッチ非対応 |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 620(CPU内蔵) |
ストレージ | 256GB SSD(SATA接続) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R 2層書込み対応) |
インターフェース | USB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI出力端子、D-Sub出力端子、SDカードリーダー、ヘッドフォン出力端子、マイク入力端子 |
本体寸法 | およそ幅374×奥行き259×高さ12~24.7mm |
重量 | およそ2.1kg |
販売価格 | 6万7800円(税込) |
さっそくベンチマーク結果を見ていこう。
まずはCPUの計算性能を計測する『CINEBENCH R15』を使用した。スコアーはCPUマルチスレッドが187cb、シングルスレッドが85cbという結果になった。ハイエンドCPUと比べれば見劣りするが、安価なノートPCに採用されがちなCeleronやPentiumシリーズのプロセッサーよりは良好な結果が出ている。前述の通り、普段使いの作業であれば問題のない値だ。
ウェブブラウジングやビデオチャットといった一般的な作業におけるPCのパフォーマンスを計測する『PCMark 8』(Home accelerated)のスコアーは2947で、ノートPCとしては比較的高めの値。“一昔前のゲーミングノートPC並み”という比較については、グラフィックス性能が劣る反面、普段使いに多大な影響を及ぼすSSDによるスコアーアップが効いた結果だと思われる。
ストレージ性能を計測する『CrystalDiskMark 5.2.1』の結果は、順次読み込みが毎秒534MB、順次書き込みが毎秒381MBという結果に(データサイズは1GiBで計測)。一般的なHDDは読み込み・書き込みともに毎秒100MBという場合が多く、およそ4~5倍の速度が出ていると言える。おそらく体感のパフォーマンスにはもっとも影響が出る部分なので、ここが高速なのはありがたい。
想定される用途とは少し外れるのだが、PCゲーム性能を調べるべく『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク』も実行してみた。結果は、画質設定が標準品質(ノートPC)、解像度1920×1080ドット、フルスクリーン、DirectX 9の設定で1675(設定変更を推奨)、上記のまま解像度を1280×720ドットに落とした設定で2919(やや快適)となった。本来、3DグラフィックスのPCゲームをプレイするためには高性能なGPUが必要となるが、ゲームによっては解像度や画質を落とせばプレイできないわけではない。ただし、描画の重い場面ではそれでもカクつきが激しいこともあるので、過度な期待は禁物だ。
7万円以下でSSD搭載が強い『N1502K-310/T』!
『N1502K-310/T』は、価格を7万円以下に抑えつつ堅実な性能を実現した据え置きノートPCだ。特にこの価格帯でSSDを搭載しているのが魅力で、豊富なインターフェースなどと相まって、ホームユース・ビジネスを問わず活躍できる。新生活を始めた学生・新社会人はもちろん、"とりあえず家に1台PCが欲しい”という人にも有力な選択肢となるだろう。
提供:Project White
週刊アスキーの最新情報を購読しよう