狙いたい物や人物にちゃんとピントが行かない……
GH5は被写体へのフォーカス追従性能がスゴイ!
失敗例1:移動している被写体を撮影していると、AFがついていけずにピントが外れてしまう
動く被写体を撮影したときに、カメラが動きについていけずにピントが合わないことがある。今回試したのは、カメラに自転車で向かってくるというシーン。GH5以外のカメラで撮影したところ、カメラの前を通り過ぎるくらいで顔のピントが合わなくなってぼやけてしまった。
失敗例
しかしGH5なら:進化したDFDテクノロジー(空間認識技術)により、被写体までの距離を高速で演算して瞬時にフォーカス! ピントが変わり続ける動く被写体への高速かつ滑らかなフォーカス追従が可能!
GH5は、パナソニック独自の「DFDテクノロジー(空間認識技術)」により、ピント位置の異なる複数のライブ画像から空間を認識して、被写体までの距離情報を瞬時に算出する。また、ヴィーナスエンジンによる距離演算が高速なので、従来の処理に比べて最大6倍の速度で被写体の検出が可能だ。検出領域も従来処理に比べて最大2倍に高精細化しているので、画面上を移動する被写体の距離をきめ細かく認識し、動体に対するAF性能が向上している。
実際にGH5で同じシチュエーションを撮ってみたところ、自転車がカメラの前を通り過ぎるギリギリまでピントが外れることなく撮影できた。
GH5で撮影。ギリギリまでバッチリピントが合っている
また、自撮りをする際にもしっかりと顔認証し、顔の位置が移動してもしっかりと顔認証が追跡してくれる。1人で動画撮影する際にもしっかりと顔にピントが合ってくれるのはありがたい。
撮影した動画を確認したら、ブレまくっていた……
GH5は高精度ジャイロセンサー内蔵でバッチリ手振れ補正!
失敗例2:撮影した動画を確認したら、ブレまくっていた……
カメラを手にもって歩きながら動画を撮ると、画面が上下左右にブレて観れたもんじゃない……という失敗は、手持ちのカメラで動画を撮影したことがある人であれば1度は経験したことがあるのではないだろうか。今回階段を下りながら撮影してみたのだが、GH5以外のカメラだとかなりブレてしまった。
GH5なら:高精度ジャイロセンサー搭載で、滑らかな動画撮影が可能!
対するGH5は、手ブレを正確に検出する「高精度ジャイロセンサー」を搭載したほか、手振れ情報の演算や制御アルゴリズムの進化により、ボディー内手ブレ補正はシャッター速度5段階分の補正性能を実現。この5軸のボディー内手振れ補正と、2軸レンズ内手ブレ補正が連動して制御する「Dual.I.S.2」により、中望遠から望遠域でもシャッター速度5段分の補正効果を発揮する。また、ボディー内手ブレ補正は、手ブレ補正非搭載のレンズでも有効に働くので、レンズを替えたから手ブレ補正が効かなくなった……なんてこともないのもありがたい。
実際にGH5とそうでないカメラとで階段を下りながら撮影してみると、多少GH5でもブレてはいるが、滑らかさが全然違って驚いた。下の動画を見比べてみると、その差は明らかだ。
GH5以外のカメラで撮影。上下だけでなく左右にもブレてしまっている
GH5で撮影。階段を降りているので多少上下には揺れるが、左右のブレが抑えられ、滑らかになっている。
また、ブレずにカッコイイ動画を撮りたいときに有効なのが「4Kライブクロップ」。4K解像度の画角からフルHDの画質を切り取ることで、パン/ズームイン/ズームアウトの処理を加えることが可能だ。カメラを左右にふらずに固定したままスムーズなパン/ズームイン/ズームアウトができる。
ライブクロップでパンしてみた
ライブクロップでズームアウトしてみた
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