ドラッグストアやクリーニング店、ホームセンターも探せる
そのほか近隣のスーパー情報をチェックするため現在位置でお店を検索してみると、瞬時に49件がヒット。都内という前提ではあるものの全国2万6000件以上の登録実績には納得できた。スーパーマーケットだけでなく、ドラッグストアやホームセンター、均一ショップ、クリーニング店まで、さまざまなカテゴリーの店を網羅している。
キーワード検索も可能だが、こちらの使い勝手は正直なところイマイチ。そもそも、キーワード検索すると、縮尺の大きい地図でざっくり表示される。基本的には、現在位置もしくは郵便番号から検索した方がいいだろう。
特売情報からクックパッドのレシピ情報にリンクしている
登録店舗の担当者がセール情報を配信するのだが、チラシ以外に個別の商品情報を載せることもある。この場合、その製品を利用したクックパッドのレシピページが表示される。セール品をベースにして、献立を考えるという流れをシームレスに行なえるのが便利だ。
登録している店の順番を使いやすいように入れ替える
フォローしている店舗は左右フリックで切り替えられる。翌日のセール情報もチェックできるのでぜひ活用しよう。タブの順番は、左上のメニューアイコンから「お店の並び替え・解除」から変えられる。店の一覧を開き、右側の3本線アイコンを上下に移動させよう。ちなみに、左側のチェックボタンをオフにすると、フォローを解除できる。
今回の買い物の会計は2000円もしなかったので、節約できたのは数百円かもしれない。しかし、お買い得商品を狙い撃ちに行っているので、ほかの余計なモノをうかつに買わなくて済む効果も意外と大きかった。また、トクバイがユーザーにアンケートを採ったところ、約2割が月に5000円以上節約できたと回答している。一番多かった回答は、1000~4999円の間で55.7%。買い物の頻度や予算にもよるだろうが、お財布に優しいことは間違いないだろう。
以上が「トクバイ」の紹介となる。早速家族に勧めてドヤ顔しようとしたら、とっくに使っていると返された。主婦の間ではすでに広まっているアプリのようで、勉強不足だった。スーパーやドラッグストアで買い物するなら、明らかにお得な「トクバイ」を活用したいところだ。
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「銀座のバーがウイスキーを70円で売れるワケ」(日経BP社)、「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。
※お詫びと訂正:記事初出時、株式会社トクバイの資本関係の表記に誤りがありました。記事を訂正してお詫びします。(2017年3月27日)
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