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安心してガラケーから移行できるSIMフリースマホはこれだッ!

この春ガラケーから乗り換えるべきSIMフリースマホ4選

2017年03月16日 13時00分更新

手ごろな価格でバッテリー持ちも安心!「ZenFone 3 Max(ZC520TL)」

 ガラケーの長所のひとつに長時間駆動があります。スマホほど用途が多くないから長時間バッテリーが保つのだという説もありますが、ここではスマホ最高クラスの大容量バッテリーを搭載する「ZenFone 3 Max(ZC520TL)」をご紹介しましょう。

 本モデルは厚さ8.55mmとまずまずスリムに仕上げられていますが、搭載するバッテリー容量は外観からは想像がつかない4100mAh。たとえば、iPhone 7のバッテリー容量は1960mAhとされているので、その2倍の大容量バッテリーを内蔵しているわけです。

大容量バッテリーを搭載しながらスリムなボディー

 ASUSによれば、ZenFone 3 Maxは最大約30日の連続待ち受けが可能とのこと。もちろん利用状況やディスプレーの明るさなどの設定によって連続動作時間は大きく変動しますが、筆者が試したところでは長時間の動画鑑賞などを控えれば2日は持ちそうですね。

省電力設定も用意してあり、設定もラク

 本製品はCPUがMediaTek製MT6737M(1.25GHz、クアッドコア)、メモリーが2GB、ストレージが16GBと、決してハイスペックとは言えませんが、実売価格2万1000円前後という手ごろな価格が売りです。低価格でもボディーはASUSらしく上質で、指紋認証センサーも搭載しています。

安価ながらも指紋センサーはしっかり搭載

 どんなに高機能なスマホでもバッテリーが切れればただの板。ついつい充電を忘れがちなうっかりさんは購入をご検討ください。

どうしてもスマホがダメならガラホの出番!「AQUOS ケータイ SH-N01」

 スマホになじめる気がまったくしないけど格安SIMカードをどうしても使いたい……という方のための最終手段が、SIMフリーガラケー「AQUOS ケータイ SH-N01」です。

 本機はAndroidを搭載した二つ折りのSIMフリーケータイ。いわゆる「ガラホ」です。APNを設定可能なので、MVNO各社から提供されている格安SIMカードを使えます。

 また、ドコモのVoLTEをサポートしているので、クリアな音質で通話を楽しめます。さらにテザリング機能も実装されているので、タブレットなどから本機を通じてネットワーク接続も利用できます。

中身はAndroid

天板にサブディスプレーはなし

 もちろん耐衝撃・防水・防塵性能を備えており、背面カメラは逆光にも強いHDR静止画撮影可能な約800万画素のセンサーを搭載。ガラケーではおなじみのディスプレーを素早く開ける「クイックオープンボタン」も搭載されています。

ワンプッシュで開ける「クイックオープンボタン」

 Android OSを採用している本機ですが、「Google Play」はインストールされていません。そのためゲーム、コミック、壁紙、メール素材などはシャープが運営する「SHSHOW」を通じて利用することになります。なお、LINEのアプリは用意されていないのでご注意ください。

SHSHOWからコンテンツはダウンロードできる

 ほかにも、ワンセグやおサイフケータイに対応していないなどやや残念な点もありますが、物理キーでの操作感がダイレクトで心地よさはこの形状ならでは。アプリはテザリングで接続したタブレットで利用して、ケータイ本来の通話、メール機能を割り切って使いたいという方にピッタリの端末と言えます。

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