Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。
基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。
監視報告
Windows 10の開発環境を無料で試せる仮想マシンを入手する
3月3日、マイクロソフトはWindows開発者向けの評価用仮想マシンをリリースしたと発表した。これは、VirtualBoxやVMwareといった仮想OSソフトで動作するイメージファイルで、OSや開発環境をイチからインストールすることなく使えるようにするもの。利用は無料だが、もちろんWindows 10のライセンスが付いてくるわけもない。
「Windows 10 Enterprise」の評価版、ビルド201612は、有効期限が設定されており、4月8日まで試用できる。この仮想マシンには、「Windows 10 Enterprise Evaluation Version 1607」に加え、「Visual Studio 2015 Community Update 3」「Windows 開発者 SDK およびツール」「Microsoft Azure SDK for .NET」「iOS 用 Windows ブリッジ」「Windows UWP サンプル」「iOS 用 Windows ブリッジのサンプル」「Bash on Ubuntu on Windows」が含まれている。いきなり、Windows 10向けのアプリを開発する環境がテストできるというわけだ。
Windows 10 Proの英語版ライセンスを持っているなら、直接正規版をダウンロードすることもできる。この場合は、Windows 10 Pro バージョン 1607となり、上記の各種ツールもインストールされている。
対応している仮想OSソフトは、前出のVirtualBoxとVMwareに加えて、Hyper-VやParallelsの計4種類。それぞれのダウンロードファイルが用意されているので、入手しよう。ちなみに、1つのファイルサイズは約20GBある。
これでズバッと解決!
マイクロソフトのサイトから、Windows開発者向けの評価用仮想マシンを無料でダウンロードし、試用できる
訂正とお詫び:初出時、一部表記に誤りがございましたので、訂正いたしました。(2017年3月29日)
Windows 10探偵団は毎週、月・水・日に更新します。お楽しみに!
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