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「愛と革新」のLINEモバイル、半年の好調を受けプロモーションも本格化、CMにのんさんを起用

2017年03月14日 16時15分更新

 LINEモバイルは、都内で記者発表会を開催。昨年9月21日の正式販売開始から半年を受けての好調ぶりをアピールするとともに、テレビCMによるプロモーション展開も公開。女優ののんさんをCMキャラクターに起用することを発表した。

発表会にはCMキャラクターを務めるのんさんも登場

高いユーザー満足度と低い解約率
この半年間の着実なサービス拡大をアピール

 登壇した同社代表取締役社長 嘉戸彩乃氏は、まずこの半年に特に力を入れてきたポイントとして「プランの進化」「通信速度」「サポートの充実」という3点を挙げた。

 プランではSNSでの利用がノーカウントとなる「コミュニケーションフリープラン」について、昨年11月からはInstagramを対象に。またLINE MUSICでの音楽ストリーミング配信がやはりカウントされない「MUSIC+プラン」を1月から提供を開始している。

LINEモバイルが力を入れている3ポイント。Instagramのカウントフリー化やMUSIC+プランが登場している

 速度面については、ユーザー数の増加の中で安定した速度を提供しているとして、ネット上での高い評価を紹介。またサポートでは、公式LINEアカウントでの有人オペレーターによるチャットサービスを10~19時に提供しているという。

 その結果、この半年はウェブ中心での申し込みながら、契約件数は順調に増加。新規契約は今年2月で、昨年10月の約2.4倍。さらに上位のプランを選ぶ割合が増えているという。

新規契約数は順調な増加をアピール。契約プランの平均料金も上昇している

 また、重視しているのがユーザー満足度。アンケート調査の結果でも高い数値が出ているというが、データ回線を含めて1.2%という低い解約率にもそれが現われているとアピールする。「解約率を下げるためには複雑な契約条件ではなく、ユーザー満足度を上げることだと考えていたが、それを信ずるに足る数値となった」と語った。

料金やサービス内容のシンプルさが特に評価されていると分析。解約率も低い

 この好調を受けて、さらにサービスの進化やプロモーション展開を図る。まずサービス面では、MUSIC+プランの対象音楽サービスの追加、通話定額オプションを今夏に予定する。また、タッチポイントの拡大を目的として、ビックカメラ/ヨドバシカメラの店頭での販売を開始する。

通話定額オプションを今夏に開始。またリアルな店舗での販売は100ヵ所を予定。家電量販店に限らず、さまざまな展開を計画中とのこと

 さらにテレビCMも放映し、さらに一般層へのブランドを認知度アップを狙う。テーマは「愛と革新。LINEモバイル」としており、このテーマに合うCMキャラクターとして、女優ののんさんを起用する。

CM内ではSNSフリーと料金だけが表示。サービス内容のシンプルさをアピールする狙いがあるという


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