ミサワホームは3月13日、住宅の室内側から宅配物を回収できる「玄関一体型宅配ボックス」を発表した。4月から木質系工業化住宅向けの玄関バリエーションに追加するという。
宅配ボックスは、帰宅が遅く宅配物を受け取るのが困難なユーザーや、再配達の割合が2割にのぼった宅配業者の負担の解決策としても注目が集まっているという。
室内側から宅配ボックス内の宅配物を回収する仕組みを採用しており、子どもだけでの留守番、料理中、入浴中など、在宅していても荷物を受け取れない場合にも、家を出ずに宅配物を回収できるのが特長。
また、玄関の袖部分を活用した省スペース設計にすることで、住宅の外部に設置するのが難しい狭小地にも対応可能だという。
宅配ボックスは、350mlの缶ビール1ケース(24本入り)が荷受可能なサイズで、自動押印機能によって配達者の事務作業負担も減らせるとしている。また、宅配物は室内側に保管されるため長期不在時も安心だという。
さらに、内外に設置する専用断熱パネルで宅配ボックスの断熱性を高めたほか、玄関ドアに合わせたオリジナルカラーの採用や、宅配ボックスと郵便ポストを一体にしたり、シューズクロークと組み合わせたりなど、収納としての利用などの工夫も盛り込める。
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