今回紹介するのは自分の好きな音楽をそのままVRリズムゲームにできる『Audioshield』。
『Audioshield』は音楽に合わせて前方から迫ってくる玉を手に持った盾で受け止めていくリズムゲーム。収録されているアニメ版「進撃の巨人」のテーマソング「紅蓮の弓矢」など20曲あまりが収録されており、PCに保存されている自身の曲でもゲームを楽しむことができる。
プレイヤーは両手に赤と青の盾を持ち、リズミカルに飛んでくる球を、珠の色に応じた盾で受け止めていく。うまく受け止めることができればペンキがはじけ飛ぶように飛沫が上がり、この飛沫を見ているだけでも楽しい。
ステージも複数種類用意されており、気分に応じて変更することが出来る。風景が変わるとプレイする雰囲気がかなり変わる。ただし黒背景の初期ステージが一番見やすいので始めのうちはそこでトレーニングする事をおすすめする。
このゲームの最も特徴的な点は、YouTubeなどにアップロードされている音楽をそのままゲームにできることだ。飛んでくる球の間隔なども自動で生成され、リズムゲームとして成り立つように調整されている。そのためYouTubeで選んだ曲を聴きながらでも違和感なくゲームを楽しむことができる。
欠点と呼べるのは曲を検索する際の操作が難しく、検索結果も見にくいという部分。好きな曲を探すのに時間がかかってしまうのは非常にもどかしく感じる。キーボード操作が出来るがコントローラーで選択するのは慣れないうちは至難の業になってしまう。
また厳密な判定にこだわる人には、実際の曲と弾のリズムが一致していない場合もあって少し物足りないような部分も多いかもしれない。アップデートでさらなる精度向上に期待していきたいところだ。
これぞVRリズムゲームだ!というようなゲームになっていて非常にわかりやすく遊ぶことができる。同様のシステムのゲームはほかにもリリースされているが、『Audioshield』はその元祖といえる作品だ。リズムゲームが好きな人にはぜひおすすめしたいタイトルである。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります