週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

格安SIMってなぜ安い? 何が違う? Q&Aで詳しく解説

2017年03月09日 13時00分更新

Q7 親や家族に格安スマホを勧めたい! 注意したいポイントは?

A7 キャリアメールが使えなくてもOK? 通話料は? 支払方法は? 購入後の手助けも重要

 格安SIM、格安スマホは料金が安くてオトクなので、親や家族などスマホに詳しくない人にも勧めたくなります。注意すべきいくつかのポイントをクリアすれば、そういう人にも適した存在なので、そのポイントを紹介します。

 まずはQ2でも触れたキャリアメールの問題。以前に比べれば減ったとは言え、PTAや各種会合など、キャリアメールで連絡網が築かれているケースはまだまだあります。また、こちらはGmailなどに移行しても、キャリアメールを使っている側はパソコンからのメールを受信拒否しているケースもあります。

 通話についても、キャリアの家族割などで家族間は24時間無料というのを前提にしている人もいるかもしれません。もっとも知人間の連絡、家族間の通話は、LINEなどのツールが主流になっているので、こうしたアプリの存在や使い方についても一緒に教えてあげるといいでしょう。

ケータイでは家族間の通話が24時間無料といったサービスを使ってきたという人も多いはず。LINEの通話機能を使えば不要なのですが、誰もがその存在を知っているわけではありません

 あと、案外気がつかないのが料金の支払方法。格安SIMでは、コスト削減のためにクレジットカードにのみ対応している例が大半です。ただ、楽天モバイルのように口座振替に対応するサービスも出てきました。これについてもあらかじめ確認しておく必要があります。

高い年齢層の人にはクレジットカードを敬遠する人も少なくありません。楽天モバイルは口座振替に対応していますが(要手数料)、格安SIMに切り替える上で障害になりやすい部分です

 スマホには料金が高いというイメージが根強くあるため、格安スマホの存在を知って、ついに乗り換えを決意したという人も多いはず。家族や知人などがそのようなケースに当てはまる場合は、格安SIMの安さを伝えるだけでなく、ぜひケータイとスマホの使い方の違いなど、可能な範囲で手助けしてあげてください。

 次回は、実際の格安SIMの内容から、選ぶ際に注意したいポイントや特徴的なサービスなどをピックアップして紹介します。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事