週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

格安SIMってなぜ安い? 何が違う? Q&Aで詳しく解説

2017年03月09日 13時00分更新

Q3 安いからって、通信速度が遅いのは嫌だ! 高速な格安SIMのサービスはどれか教えて!

A3 人気サービスは人が集まりやすいので比較は難しい……

 同じ料金を払うなら、通信速度が高速な方がいいのは当然のユーザー心理です。ただ、どこが高速かというとなかなか結論を出しにくいのも確かです。というのも快適と定評があるサービスにはユーザーが集まります。当然サービス側は回線増強を進めますが、それが追いつかないこともあります。そういう状態の繰り返しで評価が上下することがあるのです。

格安SIMではその仕組み上、1日のうちの混雑している時間帯はどうしても通信速度が若干遅くなります。とはいえ、2Mbps程度の速度が出ていれば、スマホで使う限りは大きな問題にはなりません

 とはいえ、混雑しない時間帯はスマホで使う限りは十分以上の速度が出ますし、混雑する時間帯でもスマホでSNSやLINE、ウェブサイトをチェックする程度であれば、格安SIMでもまず問題ありません。一方で混雑時間帯においては、高画質の動画視聴や大量のデータをやり取りするゲームでは厳しい部分もあります。時間を問わずに常に快適に動画視聴やゲームを楽しみたいというならば、やはり料金は高くなってもドコモやauなどと契約するのがベターでしょう。

Q4 音声通話もよく使うんだけど、サービス内容は違う? キャリアで通話定額を使っていたから、格安SIMでも使いたい。

A4 普通に通話するぶんには特に違いはありません。通話定額オプションが用意されているサービスも多いです。

 データ通信と異なり、音声通話については基本的にドコモやauなどから提供されているものをそのまま用いているため、普通に通話する分には違いはありません。番号通知も同じように行なわれますし、留守番電話や着信転送も大抵オプションで用意されています。

 通話料は30秒/20円(税抜)の従量制が主流です。ただし、最近は格安SIMのオプションとして、国内通話定額を用意する例が増えています。たとえば税抜800円程度で1回5分までの通話料が無料、また超過分も30秒/10円といった内容です。

格安SIMでも国内通話定額を提供する格安SIMが増えています。さらに写真のFREETELは格安SIMの提供元を選ばずに利用できるサービスを展開しています

 また電話番号は、ドコモ→au、au→ソフトバンクなどの乗り換えと同じく、MNP(モバイルナンバーポータビリティー)を利用して、現在使っている番号をそのままで格安SIMに乗り換えることが可能です。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事