週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

Homeエディションでは利用できない

Windows 10自動アップデートの適用タイミングを自分で設定する

 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

「設定」の「更新とセキュリティ」→「Windows Update」→「詳細オプション」を開き、ブランチを選択する

監視報告
Windows Updateに関わるブランチを設定できる

 Windows 10 Insider Previewのビルド15042から、Windows Updateを適用するタイミングをこれまでよりもわかりやすく選べるようになった。Windows 10 Proでは、「設定」の「更新とセキュリティ」→「Windows Update」→「詳細オプション」の「更新プログラムをいつインストールするかを選択する」で、「Current Branch(CB)」と「Current Branch for Business(CBB)」が選べるのだ。ちなみに、Homeエディションではこの機能を利用できない。

「機能更新プログラム」は最大1年間延期できる

「品質更新プログラム」は最大30日まで延期できる

 どちらのモードでも、「機能更新プログラム」は最大365日、「品質更新プログラム」は最大30日まで延期できるようになっている。これは大幅な期間延長となる。Windows Updateをインストールしたくない、もしくはタイミングをコントロールしたい人にとっては朗報だろう。同時に「アクティブ時間」も18時間に延びているのも嬉しいところ。

メニューが出ていない場合は「更新の一時停止」のスイッチをオンオフしよう

アクティブ時間も18時間にのびている

 ブランチの違いは更新が提供されるタイミングだ。「Current Branch(CB)」はマイクロソフトが更新をリリースしたら、すぐにインストールするモードになる。個人ユーザーであれば、こちらを利用すればいいだろう。万が一でも、システムを止めたくないビジネスユーザーは「Current Branch for Business(CBB)」となる。こちらは、リリースされてから4ヵ月以上経ってからインストールできるようになる。まずは、トラブルが起きないかどうか様子見できるというわけだ。

 Windows UpdateのタイミングをCBBにする設定は、実は以前から用意されており、「詳細オプション」の「機能の更新を延期する」にチェックすればよかった。しかし、これでは具体的な動作モードがわかりにくかったので修正したようだ。


これでズバッと解決!

 「設定」の「更新とセキュリティ」→「Windows Update」→「詳細オプション」の「更新プログラムをいつインストールするかを選択する」でブランチを選択できる


 Windows 10探偵団は毎週、月・水・日に更新します。お楽しみに!


この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事