東北大学と国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構は3月7日、たくあんの黄色やにおい、ダイコンの辛み成分の元であるグルコラファサチンの合成酵素遺伝子の発見を発表した。
今回の研究成果を利用して、農研機構野菜花き研究部門では種苗会社と共同で、グルコラファサチンが合成されず辛み成分の組成が変化したダイコン品種である「悠白」と「サラホワイト」を育成した。
これらの品種は、保存中にたくあん臭や黄変が生じない。今後フレッシュ感のあるダイコン加工品の開発が進められるという。
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