週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

精巧すぎる仏像フィギュア、担当者も困惑の良い売れ行きです

2017年03月07日 18時00分更新

 突然ですが、家に仏像が置きたい、と思ったとします。

 理由はいろいろありましょう。ありがたいお顔を見て心をリラックスさせたいとか、どうにも机の上が寂しいな、ひょっとして仏像を置いたらバッチリ決まる気がするとか。

 すると問題になってくるのはサイズです。置き場所に困らないよう、卓上に置けるスケール感のものを……となったとして、作り込みが甘いのは困る。現代にまで残った仏像というのは、当時の仏師たちが丹精込めて彫り上げたもの。みすぼらしい再現度ではがっかりするわけです。

 今回は「仏像コレクションフィギュア isumu TanaCOCORO[掌] 阿修羅」(2万8080円)をご紹介します。アスキーストアでも、担当者が「こんなに?」と思うほど評判がよいそうで……。

国宝や文化財だもの、再現度が高くなくっちゃ困るわ

―― こんにちは。アスキーストアでもフィギュアを扱っているそうじゃないですか。出来がいいものが欲しいです。

担当 では、「仏像コレクションフィギュア isumu TanaCOCORO[掌] 阿修羅」(2万8080円)はどうでしょうか。出来がいいですよ!

阿修羅

―― なるほどね……そうきたか……。パンチがありすぎじゃないですか?

担当 興福寺の国宝である「乾漆八部衆立像 8躯」の一つ、「阿修羅像」をモデルにしています。「天平の美少年」とも呼ばれる表情と八頭身のすらりとした躯体を、この像を10年に渡り研究し続けてきたというイスムが、高さおよそ180mmのフィギュアで表現しました。

―― 確かに、素材の質感は上質に見えますね。表情もそっくり。本物がそのまま小さくなったみたいだ。

阿修羅像といえば三面六臂。その表情をたくみに再現

上半身の条帛(じょうはく)や天衣(てんね)、胸飾り、臂釧(ひせん)や腕釧(わんせん)など、細かな造形も抜かりなし!

担当 石粉と合成樹脂を混ぜた「ポリストーン」と呼ばれる素材を使用しています。石の重量感と繊細な表現力とを兼ねそなえたものだそうですよ。

―― 原型を作るのも大変ですよね、このサイズに落とし込むわけですから。

担当 原型の完成に要するのは2~5か月ほど。緻密な計算と経験に基づく技術を用いて、実物に忠実に、かつ細かなデフォルメを加え再現性を高めるとのことです。

―― なるほど。価格にあった、こだわりの一品というわけですね。どうせ仏像のフィギュアを購入するなら、しっかりしたものが欲しいものなあ。

担当 阿修羅像のほかにも、国宝彫刻の部第一号として有名な「弥勒菩薩半跏思惟像」を再現した「弥勒菩薩」、2013年に国宝指定された「毘沙門天立像」を再現した「毘沙門天」、奈良県は円成寺にある多宝塔の本尊を再現した「大日如来」、重要文化財の「空也上人立像」を再現した「空也上人」を揃えています(いずれも2万4840円)。すべて、およそ高さ20cmのスケールになっています。

弥勒菩薩

毘沙門天

大日如来

空也上人

―― 空也上人立像は、初めて見たときにびっくりしましたよ。「南無阿弥陀仏」の6字を象徴した6体の阿弥陀仏の小像を、針金で口から出しているんですよね。この再現度はいいなあ、欲しくなります。

担当 おかげさまでアスキーストアでも、売れ行きが好調です。

―― 本当ですか? 確かに、美少女系のフィギュアの横に置いても見劣りしないインパクトがありますからね。

担当 みなさんがそのように配置しているかどうかはわかりませんが……。クオリティーが高いので、和・洋を問わずインテリアにしっくりきますし、パソコンの近くに置いてもよいですね。サイズはおよ幅110×奥行き61×高さ180mm、重量はおよそ220gとなっています。

インテリアとして、ぐっと場を落ち着かせてくれる

パソコンの近くに置いても、安らぎを与えてくれそう

―― 確かに、本格的な作りが、どこに置いても意外なマッチングを見せそうだ。

担当 我々もちょっと驚くほど、反響がありました。落ち着いたデザインのフィギュアがほしい、しっかりしたクオリティーのものがいい、という人はぜひチェックしてくださいね。


「仏像コレクションフィギュア isumu TanaCOCORO[掌] 阿修羅」

「仏像コレクションフィギュア isumu TanaCOCORO[掌] 弥勒菩薩」

「仏像コレクションフィギュア isumu TanaCOCORO[掌] 毘沙門天」

「仏像コレクションフィギュア isumu TanaCOCORO[掌] 大日如来」

「仏像コレクションフィギュア isumu TanaCOCORO[掌] 空也上人」

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります