総合的な性能を計測する「PCMark 8」
総合的な性能を計測する「PCMark 8」では、平均よりはやや高めという程度だった。これは、テストにCPU内蔵のグラフィックス機能が使われているため。Intel HD Graphics 630はそれなりにパワーのある内蔵グラフィックス機能ではあるが、それでも外付けGPUには劣る。その違いが、ベンチマーク結果に表われているのだ。もっとも、ゲームを楽しんだり高度なグラフィックス処理を行なうのでなければ十分高性能なので、気にする必要はない。
3Dグラフィックス機能を計測する「3DMark」
3Dグラフィックス機能を計測する「3DMark」では、内蔵グラフィックスとしては優れた結果が出ている。性能的には、NVIDIAのローエンド向けGPUであるGeForce GT 730やGeForce GT 710を上回るスコアだ。ちょっとした軽めのゲームであれば、快適に楽しめるに違いない。
ゲーム系ベンチマークもなかなかの成績
ゲーム系ベンチマークでも、それを裏付ける結果が出ている。「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」では、1280×720ドットの標準画質で最高評価の「すごく快適」、「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」では1280×720ドットの標準画質で「とても快適(平均55.8FPS)」という評価だった。
日常のビジネス業務を快適にこなしたい方に
以上のように、「LUV MACHINES Slim」シリーズの「LM-iHS320X-SH2」ではスリムPCとは思えないほど優れたベンチマーク結果となった。 もし物足りないという方がいても、BTOで外付けグラフィックス機能やメモリーなどのパーツをアップグレードすることで、頼りになるマシンとなること間違いなし。特にビジネスシーンにおいて、デスクでバリバリと仕事をこなしたい方向けのモデルだといえるのだ。
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