LINEは3月2日、クラウドAIプラットフォーム「Clova(クローバ)」を発表した。
メッセンジャーアプリLINEと、韓国の検索ポータルNAVERが持つ開発技術やコンテンツ・サービスを活用することにより、スマートなクラウドAIプラットフォームを実現したという。
Clovaは、「Clova Interface」と「Clova Brain」で構成されている。Clova Interfaceは音声の送受信や合成をする「Clova Voice」、画像認識や顔認識処理をする「Clova Vision」など、人間の五感にあたる。一方Clova Brainは頭脳にあたり、より自然な言語翻訳処理や、ドキュメント・コンテンツなどのレコメンドをするという。
Clova Interfaceで受けた情報と、コンテンツやサービスをCloud上で単に結びつけるのではなく、Clova Brainが、そこにつながるコンテンツ・サービスを最適化していくことを重要視するクラウドAIプラットフォームとうたう。
今年の夏に日本と韓国でリリース予定のアプリ「Clova App」と、スマートスピーカー「WAVE(ウェーブ)」に搭載し、音声でのホームコントロールやオーディオブック、ニュースや天気情報などを提供するという。
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