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新モジュール「Connected エンジン 3-way」を搭載

全世界で正確な時刻! 世界初3つの時刻取得システム搭載「G-SHOCK」5月19日発売

2017年03月01日 18時27分更新

G-SHOCK GPW-2000

 カシオ計算機は世界で初めて、標準電波とGPS衛星電波受信、スマートフォンを介したタイムサーバー接続を加えた「3つの時刻取得システム」を採用したモジュール「Connected エンジン 3-way」を開発した。

 同モジュールを搭載することで、全世界で正確な時刻を表示するとうたうBluetooth搭載GPSハイブリッド電波ソーラーウオッチ「G-SHOCK GPW-2000」を3月1日に発表、5月19日より発売する。価格は10万8000円。

世界中のどこでも正確な時刻、死角なしを目指した

 冒頭、カシオ計算機 取締役 専務執行役員 増田裕一氏は、「クオーツ、電波ソーラーと時計の主流が変化し、将来は時計がインターネットとつながることで、お客さまがもっと便利になるように」と前置きし、今後はConnected エンジン搭載モデルの販売台数を10倍に拡大、2015年度の20万台から2018年は200万台規模を目指すと話した。

 サマータイムやタイムゾーン情報は、同じ国内であっても州によって採用が異なったり、各国の政策にあわせて変更の事例がある。

 Connected エンジン 3-wayは、日本国内では標準電波、世界ではGPS、スマートフォンを介したインターネットにより、時刻ルールをアップデートすることで、全世界で正確な時刻を表示する。

 3-wayでありながら、モーター構造を改良し従来比約76%、さらに各部品を小型化することで体積比90%を実現し、GPSトータル受信電力を従来比1/4に省電力化することで小型二次電池の使用を可能にしたという。

現役空軍パイロットによる聞き取り調査を反映

 航空コンセプトのG-SHOCKとして、GRAVITYMASTERシリーズの新製品がGPW-2000。衝撃、遠心重力、振動の3つの重力加速度に耐えるTRIPLE G RESIST、引張耐久力の高いカーボンファイバーインサートバンド、JIS1種に準拠した耐磁性能など、過酷な環境に耐え得るタフネス仕様に仕上げた。

時計側の4時位置のボタンを押すことで地点情報を時刻情報を専用アプリに保存、スマートフォンの地図上でフライトログを表示

フライトログをスマホで確認することができる

 文字盤は航空機の計器をモチーフにしたデザイン。取得した位置情報から緯度を9時側インダイアル、経度を6時側に設けた小窓で簡易的に表示する。また、時計側の4時位置のボタンを押すことで地点情報を時刻情報を専用アプリに保存、スマートフォンの地図上でフライトログを表示する機能を搭載した。



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